BMW東京ベイ画像01pc
- 大人のための最新自動車事情 -

お台場に誕生したBMWの最先端フラッグシップストア

2016年7月、BMWグループが展開する2大ブランド「BMW」と「MINI」の魅力を余すことなく伝える体験型の新販売拠点「BMW GROUP Tokyo Bay」が東京・お台場にオープンした。2万7000平方メートルもの広大な敷地を有する“最先端のフラッグシップストア”には、常時20台以上のBMWやMINIが展示され、最大100台のクルマやバイクを試乗できるドライビング・エリアも併設されている。めったに試乗車が用意されないBMW「Mモデル」や「iシリーズ」も、見て触るだけではなく、実際に乗ってその走りを体感できるのだ。

常時展示されている20台のBMWと11台のMINI

BMW GROUP Tokyo Bayがオープンしたお台場エリアは、人気の観光スポットが並び、東京湾に囲まれた絶好のロケーション。クルマで行くなら、首都高速11号台場線「台場」インターから約5分と、アクセスもいい。

それぞれBMWとMINIが展示される2つのショールームの中央に位置するメインエントランスから施設に入ると、まず落ち着いた雰囲気のカフェがあり、スタッフが「いらっしゃいませ」と、心地よくもてなしてくれる。左手にはブラックを基調としたスペースに常時11台のMINIシリーズが展示され、右手には、全長80メートルの通称「白い道」と呼ばれるホワイトを基調とした奥行きのある空間に、常時20台のBMWの新型車が並ぶ。
BMW Tokyo Bayには、メイド・トゥ・オーダーで自分だけの1台を仕立てることのできる「インディヴィジュアル・コーナー」もある。ここで、ボディカラーや内装の仕様などを一つひとつ選んでいく時間は、至福のものだろう。また、施設にはミニチュア・カーの展示スペースや、BMW初の電気自動車「i3」をモチーフにしたドライビングシミュレーターもあり、家族を連れて訪れても楽しめる工夫が施されている。

「7シリーズ」や「Mモデル」「Xシリーズ」など、ほぼすべてのBMWに試乗可能

そして、南側にあるのが、この施設の目玉であるドライビング・エリアだ。広報担当者によれば、試乗車は「1シリーズ」から「7シリーズ」、そして「Xモデル」「Mモデル」、さらに「iシリーズ」など、常時70~80台をラインナップしているという。つまり、BMWのほぼすべてのモデルに乗れるといっても過言ではないわけだ。

一般道のほか、ドライビング・エリアでは、通常なら試す機会がほとんどないフルブレーキングやパイロンを使ったレーンチェンジ、散水によるウエット路面の走行なども可能。将来的に、これらを体験できるドライバー・トレーニング・プログラム「BMW ドライビング・エクスペリエンス」の実施も構想されている。
施設内には、総合受付とともに来店客をアテンドしてくれるコンシェルジュが常駐している。また、BMWやMINIを熟知した「BMW ジーニアス」「MINI ジーニアス」と呼ばれるスペシャリストが来場者のさまざまな質問や疑問に答え、購入希望者に最適な1台を提案してくれるのもうれしい。

駐車スペースには、2基の急速充電器と2基の普通充電器が備えられており、iシリーズを初めとしたEV(電気自動車)やPHEV(プラグイン・ハイブリッド)のユーザーにも配慮されている。

クルマの購入以上の役割を担うBMWの新拠点

広報担当者によれば、今後は「各エリアを活用したイベントを充実させ、お台場へ足を運んだ際に、繰り返しご来場いただける施設を目指します」という。

お台場には、トヨタ自動車の「MEGA WEB」もあるが、じつは、メーカーやブランドの魅力を1カ所に集約した施設はそれほど多くない。また、近年は小売業界を中心にオンラインストアが人気となり、各ブランドの実店舗が大きな課題に直面している。ブランドの直営店は今後、商品の購入以上の役割を担う場所として重要になっていくのである。

そうしたなかで、ショールームやドライビング・エリアをはじめ、最大400人を収容可能な会議ホールなどの設備も充実させてオープンした「BMW GROUP Tokyo Bay」。若者や家族連れが数多く訪れるお台場の地で、BMWの魅力とともに新しいクルマの愉しみを教えてくれる施設となりそうだ。

Text by Syuhei Kaneko