7人乗りSUV「シボレー・キャプティバ」特別仕様車
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7人乗りSUV「シボレー・キャプティバ」特別仕様車

世界の自動車市場で、各メーカーがこぞってニューモデルを投入するプレミアムSUV。日本でも、BMW「Xシリーズ」、アウディ「Qシリーズ」、ポルシェ「カイエン」など、欧州ブランドのSUVが人気となっている。そんななか、SUVの本場アメリカからやってきたのがシボレー「キャプティバ」だ。アメ車は大きすぎると思う人もいるかもしれないが、キャプティバはミドルサイズの国産SUVと同等の大きさで、そこにアメ車の魅力を凝縮した1台である。2016年6月末には、15台だけが販売される特別仕様車「キャプティバ Perfect Black(パーフェクトブラック)」も登場した。

手頃なサイズと価格で味わえるアメリカンSUV

キャプティバは、GM(ゼネラル・モーターズ)がグローバルに展開する7人乗りのミドルクラスSUVだ。日本国内では2011年にデビューした。欧州プレミアムブランドのSUVと比べると街中で目にする機会は少ないが、アメリカンSUVの雰囲気を手頃なボディサイズと価格で手にすることができる、貴重な存在である。

アメ車ながら、ボディサイズは全長4690×全幅1850×全高1790mmと、日産「エクストレイル」や三菱「アウトランダー」とほぼ同等のサイズ。輸入車ではBMW「X3」が近く、日本で扱いやすいサイズとなっている。しかも、キャプティバはこのクラスではめずらしい7人乗りSUVなので、ミニバン的な使い方にも対応できる。

現在、国内で販売されているキャプティバは、2016年初めにマイナーチェンジが行われたモデルで、アップル「CarPlay(カープレイ)」に対応したインフォテイメントシステム「シボレーMyLink(マイリンク)」を採用。「サイドブラインドゾーンアラート」など、安全装備も強化されている。

パワートレインは、2.4L「ECOTEC」ガソリンエンジンと6速ATの組み合わせ。前後輪の駆動力配分を100:0から50:50の範囲で最適に調整する、アクティブオンデマンド式のAWDシステムを備える。

限定15台の「キャプティバPerfect Black」

このキャプティバをベースに、アメリカンスポーツカーのテイストを加えた特別仕様車が「パーフェクトブラック」だ(メイン写真)。わずか15台しか販売されない貴重な限定モデルである。

ボディカラーは「カーボンフラッシュメタリック」と呼ばれるブラックメタリックのみ。そこにブラックペイントが施された19インチホイールを装着することで、オールブラックの精悍な仕上がりとなっている。エンジンフードとテールゲートには、グレーとシルバーのストライプデカールが貼られ、どちらかといえば柔和な印象のキャプティバに迫力を与えている。

インテリアは、標準モデルの上級グレード「ラグジュアリー」と同じく、ブラックのレザーだが、ダークチタニウムカラーのスティッチが入る特別仕様だ。前席とセカンドシートには、左右ともシートヒーターが備わる。

パイオニア製のリアエンターテイメントシステム(10.2インチのフリップダウンモニター)と、後席用DVDマルチプレーヤー、デジタルTVチューナーも「パーフェクトブラック」の特別装備。ETCユニットも装着する。409万円という価格は、ラグジュアリーよりも5万円安いので、お買い得度の高いモデルでもある。
ミドルクラスSUVは、便利でオールマイティーである反面、仕様や乗り方次第では生活感が出てしまうこともある。便利なクルマほど、スマートに乗りこなすのは難しいものだ。そういう意味で、アメ車のテイスト、スポーティな内外装、そして15台という希少性を持つキャプティバ「パーフェクトブラック」は、一味違うスタイルを与えてくれる。「よくあるSUVではつまらない」と考えている人にとって、無視できない存在といえるだろう。

Text by Muneyoshi Kitani