40男にも最適! ストレスの少ない「体内時計ダイエット」
- 40代のアク抜きダイエットテク -

40男にも最適! ストレスの少ない「体内時計ダイエット」

ストイックにダイエットに励みすぎて、体に負担がかかるような手法を選ぶと、リバウンドや体調を崩すおそれがある。そこで注目したいのが、自分の体に合った方法で健康的に痩せる「体内時計ダイエット」だ。エネルギー代謝や内臓の活動が活発になる時間に合わせて食事の量や内容を工夫するダイエット法で、極端な食事制限をする必要もなく、ストレスもたまりにくいという。体内時計ダイエットの実践方法をパーソナルトレーナーの安孫子健太郎さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
パーソナルトレーナー ダイビングインストラクター
安孫子健太郎さん

1974年東京生まれ、Hawaii Pacific University中退。ハワイ・ホノルル在住。高校時代、柔道部に所属し、筋トレの面白さに目覚める。その後、マリンエクスプレス社の立ち上げメンバーに加わり、スキューバダイビングインストラクターとしてハワイに定住。筋トレをこよなく愛し、2015年京都で開催されたベストボディジャパンマスターズ部門では初出場で優勝。現在、全国大会に向け日々トレーニングに励んでいる。近著に『囚人トレーニング』( Amazon Services International, Inc発売)がある。

「体内時計ダイエット」とは、代謝量や内臓の活動量に合わせ食事を調整するダイエット法

我孫子さん「エネルギーの代謝量や内臓の活動量は時間帯によって異なります。しかし、こうした体内の働きを無視して、感情のおもむくままに好きなものを好きな時間に食べると、うまくエネルギーに変換されず、脂肪を溜め込む原因になってしまいます。その点、体内の活動時間に合わせて食事を調整する体内時計ダイエットなら、栄養分がうまく消費されるので、3食きちんと食べても痩せることが可能です」

時間帯を選べば好きなものを食べてもOKなのが、体内時計ダイエットの魅力

我孫子さん「規則正しい生活を送っていれば、エネルギーの代謝や内臓の働きが活発になる時間帯はおおむね決まっています。なかでも、朝は細胞を修復する時間帯で、ビタミンや水分が必要。起きた時にしっかりと水分補給をし、ビタミンの多いフルーツや野菜など消化のよいものを口にするといいでしょう。野菜や果物たっぷりのスムージーもおすすめです。

お昼は1日のうちで最もカロリーを摂ってもいい時間帯。高脂質・高糖質なものが食べたい場合は、昼食としていただくのがベストです。1日のなかで一番代謝がよくなる時間帯が16時から17時ごろなので、ガッツリした食事をとっても、そのあとうまく消費されます。また、間食をするのなら15時が理想。『3時のおやつ』というのは大変理にかなったもので、適量であればこの時間に食べたものは、夕方の間にほとんど燃焼されてしまいます。

一方、エネルギーの代謝量は16時~17時をピークに、そのあとは徐々に下がっていきます。そのため、夕食は軽めに摂るのがポイント。消化の良いタンパク質とビタミンを中心とした食事を心がけ、お米などの炭水化物は軽く茶碗一杯程度にしておきましょう。そして、夕食は遅くとも21時までに済ませておくことが大切です。22時から2時のあいだは消化器官が休息モードに入りますが、反対に筋肉の強化や脂肪の分解を促す成長ホルモンの分泌量はこの時間帯がピーク。ところが、遅い時間に食事をしたり、消化の悪いものを食べたりすると、本来休むべき時間に胃や腸などの消化器官が酷使されてしまいます。そうすると、成長ホルモンの分泌が阻害され、筋肉の生成や脂肪の分解がうまくいかず、肥満の原因になってしまうのです」

体内時計ダイエットはストレスフリーで続けることが肝 

我孫子さん「肥満の予防には夕食は少量だけ摂るのが理想ですが、付き合いや会食が避けられないこともあるでしょう。ですが、飲み会のあとの〆のラーメンをやめたり、できるだけヘルシーなものを注文したりといった工夫は大切。若いころよりも代謝や体力は落ちますが、目上の人に気を使っていた20代と比べれば、好きな店や料理を選びやすくなるのが40代。外食に行っても食事をコントロールできるのが40代の強みでしょう」

最後にアドバイザーからひとこと

「体内時計ダイエットは神経質にならずに、気長に続けることが大切。ダイエットをしている自分を好きになることが継続へとつながります」

Text by Mai Matsubara (Seidansha)