男性スキンケア用品の価格はどこで決まる?
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男性スキンケア用品の価格はどこで決まる?

見た目の若さを保つため、そろそろ男性向けのスキンケア用品が必要なのでは? と感じている40代男性も多いはず。最近では、コンビニやドラッグストアでも男性向けの化粧水や乳液が販売されているが、正直なところ安価なぶん効果もそれなり…と思ってしまうのではないだろうか。実際のところ、安価な商品とデパートで扱われるような高級品の間には、どのような違いがあるのか? 男性美容研究家の藤村岳さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
男性美容研究家
藤村岳さん

男性美容のパイオニアとして、数々のテレビ番組やラジオなどの出演のほか、講演・イベントなども行い、All Aboutでメンズコスメガイドも務める。また、コンサルタントとしてコスメの開発にも携わり、数々の商品をプロデュースしている。その他、男性用コスメのマーケティングやコンサルティングなど多岐にわたって活躍中。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』(宝島社)などがある。

男性向けに限らずスキンケア用品の価格を決めるのは「成分」

藤村さん「現在出ている男性向けのスキンケア用品は、デパートに並ぶものだけでも各メーカーから、多様なブランドが登場しています。一方、コンビニエンスストアやドラッグストアでも、男性向けの化粧水など比較的安価なスキンケア用品も数多く見かけるようになりました。高級品と普及品、これら2つの商品のいちばんの違いは、中に含まれる成分とそのランクでしょう。とはいえ、コンビニやドラッグストアで販売されている商品が大きく劣っているわけでもありません。スキンケア用品は価格だけではなく、使う人の肌質と抱えている問題、そして好みによって選ぶもの。まず何から選べばいいかわからないという初心者の方なら、安価な商品で、自分の肌質や好みにあうものを選び、さらに満足できる商品がほしくなったら、デパートや専門店でカウンセリングを受けてみる、といった使い分けがオススメです」

洗顔と保湿はワンセットで行うのが基本。「片方だけ」はあり得ない

藤村さん「40代以上の男性なら、いまだに洗顔しかしていない、もしくは使ってもプラス化粧水程度という人も多いはず。まずは、洗顔と保湿はワンセットであるということを心得ましょう。汚れを落としてから、潤いを補給し、その中で水分と油分のバランスを取るのが目的なので、片方だけということはあり得ません。例えば、洗顔だけして化粧水をつけないというのは、極端な話、歯を磨いた後に口をゆすがないのと同じ。それくらい当たり前のこととして実践すべきです。

洗顔でもっとも重要なのは、洗顔フォームをしっかりと泡立てて、こすらずに洗うこと。泡立てないと、酸化した皮脂や、そこに付着したホコリや汚染物質などを取り除くことができません。その上で化粧水を用い、肌に水分を与え、その水分を逃がさないように乳液などで“フタ”をする。乳液のベタつきが気になるという人も多いようですが、油分を供給することで過剰な皮脂分泌を抑えられるので、逆にオイリー肌の防止にもつながります」

夏場は紫外線のケアも忘れずに。男性でも1日数回は塗りたいところ

藤村さん「洗顔と保湿に加えて、忘れてはいけないのが紫外線のケア。朝晩のスキンケアをしっかり行っていても、外回りなどで紫外線を5分~10分程度浴びただけで、帳消しどころかマイナスになってしまうといっても過言ではありません。夏場だけではなく、一年中、男性でも日焼け止めが必須となります。1日1回だけでなく、必ず3時間おきくらいに塗り直しましょう」

最後にアドバイザーからひと言

「やみくもに高級化粧品を手にする前に、まずはこれまでのスキンケアを見直すことから始めてみましょう」

Text by Naoya Aoyagi(Seidansha)