MINIにサーフボードを積み、西海岸の波乗りの聖地へ
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MINIにサーフボードを積み、西海岸の波乗りの聖地へ

海外のサーフスポットといえば、ハワイのワイキキやオアフ島、オーストラリアのゴールドコースト、インドネシアのバリ島などが定番だが、サーフィンが趣味の40代男性なら、一度は訪れておきたいのが南カリフォルニアだ。なかでも、サンタバーバラは「サーフィンの聖地」といわれ、伝説的シェイパーが率いるサーフボードメーカー「チャネルアイランド」が生まれた場所でもある。チャネルアイランドは2016年春、自動車ブランドのMINIと共同開発したサーフボードも発売。「MINIクロスオーバー」にサーフボードを積み、カリフォルニアの海岸沿いをドライブすれば、クルマ好きにとっても愉しい旅となるはずである。

富裕層が住む南カリフォルニアの海岸沿い

サンタバーバラはロサンゼルスの南西約120kmに位置し、クルマなら片道2時間余り。しかし、ドライブを愉しむなら、多少遠回りになっても、旅の起点はロサンゼルスではなくサンディエゴがおすすめだ。サンディエゴ自体が全米有数のサーフスポットであるうえ、ここからカリフォルニアの北端まで続く海岸沿いの道は、「パシフィック・コースト・ハイウェイ(PCH)」といって、極上のドライブコースなのだ。

たとえば、サンディエゴから北に約116km走ると、切り立った崖沿いの道に豪華なコテージがずらりと並ぶ、カリフォルニア州オレンジ郡のリゾート地、ラグナビーチが見えてくる。海岸線には人の少ない美しいビーチが点在し、サーフスポットには地元のサーファーが集まる。

さらに北へ25km行くと、温暖な気候と波が安定していることから毎年夏にサーフィンの世界選手権が開催され、「世界のサーフィン首都」とも呼ばれるハンティントンビーチがある。ザ・クリフスやドッグビーチといったビーチの名前は、サーフィンに興味がない人でも聞いたことがあるだろう。

ロサンゼルス西部、サンタモニカ郊外のマリブは、古くから多くのサーファーに愛されてきた。マリブにはハリウッドスターなど、多くのセレブも住居を構えている。また、マリブに限らず、カリフォルニアの海岸沿いは富裕層が住む地域となっているため、治安もいい。アメリカのセレブや富裕層が暮らす場所をめぐるという意味でも、大人の男性にはうってつけのドライブルートだ。

マリブから約106km走ると、海岸線沿いに丘が連なり、南欧のリヴィエラ地方を思わせる街並みが現れる。ここが目的地のサンタバーバラ。「アメリカのリヴィエラ」「全米一美しい」とも称されるエレガントな街である。

天才サーファーが開発に参加した“MINIボード”

サンタバーバラには多くのサーフショップがあるが、なかでも、1969年創業のサーフボードメーカー「チャネルアイランド」は、多くのサーファーにとって馴染みの深いブランドだ。代表のアル・メリック氏は伝説のシェイパーとして知られ、チャネルアイランドは世界トップクラスのプロサーファーからも支持を得ている。

このチャネルアイランドがBMW傘下の人気自動車ブランド、「MINI」とのコラボレーションによって開発したのが、「MINIサーフボード」である。
開発には、ハワイ出身の天才サーファー、カラニ・ロブ氏も参加。サーフィン好きの40男には、「ロブ」の名前を聞くだけで胸が高まる人もいることだろう。下の写真は、MINIボードにワックス処理を行い、サンタバーバラのサーフスポットでライディングするロブ氏である。
ハワイやゴールドコーストに比べ、カリフォルニアのサーフスポットに関する情報発信は意外と少ない。それだけに、ほかの人気サーフスポットと違って混雑することなく、余裕を持ってライディングを愉しむことができる。

カリフォルニアの美しい海岸線をドライブし、アメリカの富裕層の気分を味わい、ローカリズムの強いサーフスポットで思う存分にサーフィンする…。カリフォルニアへのドライブ旅は、遊び心のある大人にぴったりのバカンスとなることだろう。

Text by Taisuke Seki(euphoria FACTORY)