カンヌを魅了したベラ・ハディットのセクシーな美脚
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これで19歳!?海外セレブモデル ベラハディットのセクシーさがすごい

フランス南部の高級リゾート地、コート・ダジュール沿いの街で開かれるカンヌ映画祭は、女優やモデルたちが極限まで肌を露出させたドレス姿でレッドカーペットを練り歩く“美の共演”でも大きな注目を集める。2016年5月に開催された第69回カンヌ映画祭も、ブレイク・ライブリーやヴィクシーエンジェルのドウツェン・クローズがレッドカーペットに華を添えた。なかでも、そのセクシーな美脚によって大きな注目を浴びたのが19歳の新鋭モデル、ベラ・ハディットである。

体のラインがほとんど見えている真紅のドレス

映画業界最大のイベントであるカンヌ映画祭では、フランスの高級リゾート地で世界各国から選び抜かれた作品が上映され、豪華な審査員によってパルムドールをはじめとする各賞が授与される。もうひとつの顔は「マーケット」で、世界中の映画製作者が集い、完成した作品を売り歩いたり、これから製作する作品の資金を調達したりと、映画ビジネスの最前線が展開されるのである。

このカンヌ映画祭の「華」といえるのがレッドカーペットセレモニー。映画に関わったハリウッド女優やセレブたちがハイブランドのドレスを着こなして優雅に歩く姿は、日本でも大いに話題となるが、このレッドカーペットにも、もうひとつの顔がある。各国のエージェントが、これから売り出したい女優やモデルをセレモニーに送り込み、知名度アップを狙うという、こちらもビジネス的な側面だ。

カンヌという舞台で自分を世界へ「お披露目」する、という使命を持った新人女優やモデルは、少しでも注目度を上げるために過激なドレスを着るなど、露出度を高くする傾向がある。とくに、ここ数年は「どれだけ深くスリットを入れるか」がトレンドになっており、スタイル抜群のモデルたちがドレスのサイドの切れ込みから艶かしい美脚を見せつけてきた。しかし、この流れも2016年で終わるかもしれない。極限のスリットで究極の美脚を披露した、ベラ・ハディッドが登場したからである。

アレクサンドル・ボーティエがデザインした真紅のドレスで登場したベラ・ハディッドの姿に、カンヌに詰めかけたカメラマンたちは言葉を失った。ウエスト部分がわずかに隠れているだけで、肩から脚にかけての体のラインがほとんど見えているという露出度。さらに驚かされたのが、無数のレンズが向けられても堂々とした佇まいで歩を進め、妖艶なセクシーさを醸し出し続けたベラの存在感だ。そして、最後のサプライズは、彼女がまだ19歳の新人モデル、という事実だった。

体のラインがほとんど見えている真紅のドレス
(C)PA Photos/amanaimages

姉はヴィクシーエンジェルのジジ・ハディット

「ハディット」という名前でピンときた人もいるかもしれないが、ベラはヴィクトリアズ・シークレットなどでも活躍するトップモデル、ジジ・ハディットの実の妹。姉のジジよりも大人っぽい印象だが、正真正銘、1996年の10月9日生まれの19歳だ。ちなみに、女子スキージャンプ選手の高梨沙羅は96年10月8日生まれで、ベラとほぼ同じ誕生日である。

ハディット家は、長女ジジ、次女のベラ、そして弟のアンワル・ハディットもモデルとして活動しており、母のヨランダ・フォスターもオランダ出身の元ファッションモデル。父のモハメド・ハディットはパキスタン出身で、不動産で巨万の富を築いた富豪という、絵に描いたようなセレブ・ファミリーだ。ヨランダはモハメドと離婚後、世界的に有名な音楽プロデューサーであるディヴィッド・フォスターと再婚しており、そのセレブぶりにさらに拍車をかけた。

姉はヴィクシーエンジェルのジジ・ハディット
(C)INF/amanaimages

まさにモデルになるために生まれてきたようなベラだが、子どもの頃は乗馬競技でオリンピック出場を目指すスポーツウーマン。しかし、病気のために断念し、その後は写真家を目指してニューヨークのデザイン学校に通うが、やはりモデル界からの誘いが強く、2014年ごろからプロのモデルとして活動を始めるようになった。

身長175センチの長身に、スラリと伸びた手脚、意外にボリュームのあるバスト。そして、どの世代からみても魅力的に映るなんともエキゾチックな美貌。姉のジジ・ハディットとはひと味違う、強烈な個性と完成度の高いスタイルはファッション業界から熱望を持って迎えられた。シャネル、ジバンシーなど、数々のトップブランドのランウェイを歩き、有名雑誌の表紙を飾るなど大活躍。2016年のモデル・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、インスタグラムのフォロワーは500万人を超える。そこに今回のカンヌの話題がプラスされ、ベラは世界でもトップクラスの人気と実力を誇るスーパーモデルとなったのだ。

まさに前途洋々だが、唯一心配なのは、19歳にしてこの完成度に達してしまっているところだ。セレブ育ちの余裕と恵まれた才能が、彼女のキャリアと魅力に影を落とす可能性もある。カンヌを魅了した逸材が、これからどのようなステージに向かっていくのか、世界中が見守っている。

Text by Kiyoshiro Somari

Photo by (C)Pacific Coast News/amanaimages(main)