ヒーローを目指す大人たちに。「ウルトラ」モチーフの扇子
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ヒーローを目指す大人たちに。「ウルトラ」モチーフの扇子

いい大人たるもの、炎天下でもできることならば、クールな立ち振る舞いを心がけたい。そんなときに重宝されるアイテムといえば、スマートに涼をとれる扇子だろう。今回紹介するのは、京都の老舗扇子屋・白竹堂がライセンス・ブランド「A MAN of ULTRA」と手を組んで製造した扇子である。放送開始から今年で50年、「ウルトラマン」に憧れて育ったすべての大人たちにピッタリな遊び心も感じさせる一品だ。

光沢あるアイスラッガーがアクセントに

京都の白竹堂が創業されたのは享保三年のことで、西暦だと1718年。300年近い歴史を誇り、長い伝統を受け継いだ扇子から、現代的なデザイン性の高いものまで、多様な扇子を製造・販売している。

そんな老舗メーカーと手を組んだ「A MAN of ULTRA」は、円谷プロダクションとフィールズが「日常の世界にウルトラな大人を創り出す」というコンセプトのもと共同展開しているライセンス・ブランド。“ウルトラマンに憧れて育ってきた大人たちが、今度は自分たちの中のヒーローを目覚めさせ、ウルトラな男になってくれたら”という願いから生まれ、Character & Brand of the Year 2016において「日本ブランド・ライセンス大賞 グランプリ」にも輝いている。

この強力なタッグによって誕生した扇子が、いずれも黒をベースカラーにした生地扇子「ウルトラメタルファン(ULTRA METAL FAN)」と竹扇子「ウルトラレリーフファン(ULTRA RELIEF FAN)」だ。

まずは、2種類が展開されている「ウルトラメタルファン」を紹介しよう。
生地扇子の「ウルトラメタルファン」は、扇骨が竹製で、上部の扇面にはポリエステル製の生地を用いている。仲骨には、アイスラッガーのモチーフを配置。これはニッケル素材のカットアートによるもので、ミラーのような光沢を放っているのが特徴だ。また、仲骨のカットアート部分以外や親骨に透かし彫り加工を施しており、ポリエステル製の生地とともに見た目も涼しさを感じさせる造りになっている。
「アイスラッガー」の扇面には、アイスラッガーを組み合わせた星柄をプリント。着物の小紋柄のように規則的に配されている。

一方、「セブンモノグラム」で用いられるのは、アイスラッガーやウルトラアイといったウルトラセブンを象徴するモチーフ。これらがモノグラム調でプリントされている。
いずれも持ち運びに便利なロゴ刺繍入りの扇子袋が付属され、高級感のあるオリジナルケース入りで販売される。

ウルトラ怪獣たちも活躍

続いて、竹扇子の「ウルトラレリーフファン」は3種類あり、それぞれおなじみのウルトラ怪獣「バルタン星人」「ダダ」と「ウルトラセブン」をデザイン。扇子に適した3〜5年の若い竹を使用し、その表面を丁寧に磨くことでスムーズな開閉を実現している。
親骨のカラーは三者三様で、「バルタン星人」はブラック、「ダダ」はシルバー、「ウルトラセブン」はレッドとなっている。

シックな黒染めの仲骨全体に、それぞれのキャラクターの特色を反映した透かし彫りが施され、そのなかに各キャラクターがワンポイントで紛れ込んでいる。遊び心あるデザインで、透かし彫りによって扇いだ際の風が柔らかくなるのも特徴だ。
こちらも、シンプルな扇子袋とセットになっており、オリジナルケースに入れて保管できる。

ビジネス時のスーツにも、和服とのコーディネートにも適したこのコラボレーションアイテム。屋外の移動などで暑さにやられて助けが必要なとき、仕事で重要な決断を求められたときなどにササっと扇いで、クールなヒーローに変身してはいかがだろうか。

Text by Fumio Miyata