加齢とともに増えるシミやほうれい線を減らす生活習慣とは?
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加齢とともに増えるシミやほうれい線を減らす生活習慣とは?

歳を重ねれば重ねるほど出てくる“ほうれい線”と、シミ。老化が原因となるシミやほうれい線は消えないと諦めている人も多いのではないだろうか? しかし食生活や睡眠を改善するだけで、かなり薄くすることができるという。食生活と睡眠の改善を実践し、自らもシミやほうれい線がかなり薄くなったというアンチエイジングドクターに話を聞いた。

■今回のアドバイザー
医療法人再生未来Rサイエンスクリニック広尾院長・医学博士
日比野佐和子さん

アンチエイジングドクターとして、専門分野は、欧米のアンチエイジング医学に加え、中医学、ホルモン療法、プラセンタ療法、植物療法(フィトテラピー)、アフェレーシス療法など多岐にわたる。研究分野においても国際的に活躍しているほか、著書、メディア出演も多数。

肌のターンオーバー周期が加齢により長くなることでシミやほうれい線が増える

日比野さん「シミは、年齢とともに細胞の再生能力が低下することにより生まれます。一方、ほうれい線は食生活と密接に関係しており、朝食を抜きがちだったり、夜遅い時間に不健康な食事を摂ることが多かったりと、何かと不規則な食生活の人ほど深くなりがちです。朝食を抜く弊害は、昼食時の急激な血糖値の上昇につながり、太りやすくなるといったことも、研究報告で明らかです。さらに不規則な食生活に、慢性的な睡眠不足が加わると、腸内環境の悪化を招き、肌細胞のターンオーバー(細胞周期)を著しく低下させます。

ターンオーバーの周期は、20代で28日、30代で40日、40代だと55日といわれていて、ただでさえ年代ごとに遅くなります。この周期が低下すれば、お肌のくすみとなり、結果、シミやシワをより目立たせてしまうのです」

「酸化」と「糖化」が老化を促進させる二大悪。食べ物や睡眠の質に気を付けよう

日比野さん「アンチエイジングの観点からいえば、シミやほうれい線をやわらげる食事は、質の高いタンパク質や、新鮮な野菜、果物、特にカラフルな野菜や果物が効果的です。細胞の『酸化』と、タンパク質が体内にある余分な“糖分”と結びつく『糖化』は老化現象を促進させる二大悪ですが、この両方に抵抗するためにも、抗酸化成分と抗糖化成分を極力摂ってください。

抗酸化作用がある食材としては、ノビレチンを豊富に含む沖縄のシークワーサーや、バレンシアオレンジなどがオススメです。また糖化を予防するには血糖値が上がらないような食事の摂り方に加え、血糖値のあがりにくい食べ物を選ぶことも重要です」

睡眠の質を上げることも重要。活動量計の効果的な導入がおすすめ

「最後に重要なのが睡眠です。アンチエイジング的には、睡眠のゴールデンタイムといわれる22時~深夜2時の間に眠りにつくことをすすめていますが、多忙な現代人はなかなかそうもいきません。そこで、睡眠の質が重要になってくるのですが、この睡眠の質を上げるためには、睡眠の質を計測してくれるドコモの『ムーブバンド』などの活動量計を使うとよいでしょう」

最後にアドバイザーからひと言

「シミやほうれい線は、肌細胞のターンオーバーを早めることでしか改善できません。すべては食生活と睡眠の質を見直すところからですよ」

Text by Naoya Aoyagi(Seidansha)