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- スーパーカーブランド【シトロエン】 -

自由にカラーを選べるプレミアムコンパクト「DS 3」

「シトロエンDS 3」がマイナーチェンジ、ブランド名が「DS 3」となった。兄貴分のDS 4やDS 5に続き、「DS Automobiles(オートモビル)」の一員になったのである。新デザインのフロントグリルを採用した新生DS 3は、ボディカラーとルーフカラーの組み合わせにより、最大28パターンから自由に色を選べる。ちょっとおしゃれに個性的に乗りこなしたいという欲求に応えてくれる1台だ。

「DSウィング」を採用して刷新されたデザイン

DS 3は、シトロエン「DSライン」初のモデルとして2010年にデビューを果たした。以来、世界中で40万台近くを売り上げた人気モデルである。3ドアハッチバックのコンパクトカーながら、そのスタイリングは“小粋でアヴァンギャルド”、大人が乗ってもサマになるものだ。

新たにシトロエンから独立したプレミアムブランド「DS オートモビル」のエントリーモデルとなった新生DS 3は、フロントグリルのデザインがシトロエン伝統の「ダブルシェブロン」から、DSブランドのロゴを用いた「DSウィング」へと刷新された。これにより、日本国内のDSシリーズがすべて生まれ変わったことになる。
パワートレインは目立った変更はなく、標準仕様の「シック」、HIDとLEDを組み合わせたヘッドランプ「DS LEDビジョン」を装備する「シックDS LEDビジョン パッケージ」、「カブリオレ」の3グレードは、最高出力110ps(81kW)、最大トルク205Nmを発揮する1.2L直列3気筒ターボエンジンと6速AT「EAT6」を搭載。よりスポーティな走りが可能なスポーツグレードの「DS 3 スポーツ シック」は、最高出力165ps(121kW)、最大トルク240Nm(24.5kgm)を発生する1.6L4気筒ターボに6段MTの組み合わせとなる。

特徴はカラーを選べるパーソナリゼーション

オーナーの好みに合わせてボディカラーとルーフカラーが選べる「ビークルパーソナリゼーション」は、デビュー当初から受け継がれるDS 3の最大の特徴だ。

ボディカラーは、落ち着いた白が際立つ「ブラン パンキーズ」や、薔薇のような真紅が目立つ「ルージュ ルビ」など7種類。ルーフカラーは、ブラックとホワイトのほかに、上品さをもたらす茶系の「ブラン トパーズ」、鮮やかなグリーンが美しい「エメラルド」の4種類が用意され、最大28パターンの多彩な組み合わせから選択できる。カブリオレモデルでは、DSのロゴがデザインされた「モノグラム柄」も設定される(メイン写真と下の写真)。
スタイリングは、サイドピラーに用いられる「シャークフィン」や浮遊感のあるフローティングルーフを継承。これらはDS 3がアヴァンギャルドといわれる所以だ。遠目から見てもはっきりと「DS3」とわかるスタイリングは、オーナーにとって喜びとなるはず。3D効果で奥行きを感じさせるユニークなテールランプは、夜間であっても独特な存在感を放つ。

“1台目”の候補ともなり得る新型「DS 3」

インテリアにも見どころは多い。スリットからの外光が差し込むユニークなメーターや、水平ラインを基調としたダッシュボードは、じつはシトロエン「C3」と共通のもの。しかしながら、ディテールや素材感を変えることで、プレミアムブランドのエントリーモデルを担う上質感を演出している。

インテリアの雰囲気を印象づけるダッシュボードカラーは、「シック」系がノアールと呼ばれるピアノブラック、「DS3スポーツシック」は「カーボテック」と呼ばれるカーボン調のスポーティなものが装着され、差別化が図られる。
ラゲッジの容量はコンパクトカーながら270L(カブリオは230L)と、十分なスペースを確保。後部座席のレイアウトを変更すれば6:4に分割可能で、普段使いだけではなく、休日のレジャーシーンにも耐えうる。

個性的なスタイリングや機能性を持ち、カラーバリエーションも豊富な新型「DS 3」は、“1台目”の候補ともなり得る1台だ。実用性を抜きに、デザインやファッション性だけで選ぶのもあり。けっして後悔することはないだろう。

Text by Syuhei Kaneko