シリーズ初の赤を纏ったBMW「i8」の特別限定モデル
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シリーズ初の赤を纏ったBMW「i8」の特別限定モデル

人には好みの色があり、クルマを購入する際にボディカラーは重要なファクターとなる。自分のファッションに合うかどうかもポイントだ。いくら高級で高性能なクルマでも、好みの色が選べなければ魅力は半減する。BMW i8「Celebration Edition “Protonic Red”(セレブレーション・エディション“プロトニック・レッド”)」は、BMW iシリーズ初となる「赤」を纏った限定モデル。なかでもi8は、欧州でもシルバーやホワイト、ブルーなどの寒色しか設定されていなかっただけに、レアなモデルとなりそうだ。

エコスーパースポーツとして人気の「i8」

2016年に創立100周年を迎えたBMWでは、それを記念した限定モデルを次々に発表している。この100周年記念シリーズの第7弾にあたるのが、「セレブレーション・エディション“プロトニック・レッド”」だ。

i8は、2013年に登場したBMWが誇るプラグインハイブリッドのピュア・スポーツカー。極めて軽量なCFRP(カーボン・ファイバー強化樹脂)をボディの基本骨格に採用した先進的なメカニズムに、クールなスタイリングが組み合わされた革新的なモデルだ。パワートレインは、リヤミッドに載る1.5L「ツインパワー」ターボ・エンジンと、フロントに搭載される電気モーターの組み合わせからなり、システムトータルで362psを発生する。
約2000万円という価格設定にもかかわらず、エコスーパースポーツとしての走りとスタイリングで人気モデルとなったが、ボディカラーのバリエーションが少なく、レッドがないのが不満という人も多いという。そういう意味で、情熱的な赤を纏った「セレブレーション・エディション“プロトニック・レッド”」は待望のモデルといえるだろう。

価格は2200万円、わずか20台だけの限定販売

通常モデルのi8には、フロントグリルやサイドシルに入るアクセントカラーとして「ブルー」「グレー」の2色が用意されているが、今回の限定モデルはグレーの「フローズン・グレー・メタリック」。これにより、シックでスポーティなエクステリアを実現している。足元を引き締めるのは「オービット・グレー」仕上げの20インチ専用アルミホイールだ。

また、通常は85万円のオプションとなる「BMWレーザー・ライト」が装備されるのもポイントのひとつ。通常モデルに装備されるLEDのヘッドライトに比べ、2 倍もの照射距離を実現する新世代のヘッドライトである。
インテリアは、随所に赤のステッチが施されたブラック基調の「CARPO」と呼ばれる仕様に、専用装備となるカーボンインテリアトリムを装着。どこかMシリーズを思わせるスポーティかつレーシーな雰囲気を演出している。

シートバックネットやラゲッジコンパートメントカバーなど、4つの収納アイテムがセットされた「ストレージパッケージ」は、日常での使い勝手を高めてくれるだろう。オーナー心を擽るシリアルナンバー入りのインテリアバッジも、忘れてはいけない専用装備だ。
赤を纏い、ピュア・スポーツカーらしい華やかさが感じられる「セレブレーション・エディション“プロトニック・レッド”」。このクルマを「着こなしたい」と思うのなら、急いだほうがいい。この限定車は全国でたったの20台しか販売されないレアモデル。価格は2200万円で、デリバリーは2016年10月を予定している。

Text by Muneyoshi Kitani