「シップス 銀座店」で選ぶ、涼しげな大人の夏服
- 男の嗜み見聞録 -

「シップス 銀座店」で選ぶ、涼しげな大人の夏服

大人の夏服は難しい。日差しにかまけて、年甲斐もなくTシャツ1枚というのも気が引けるが、かといってめかし込みすぎてしまえば機能性を損なう。つまり、ユルさと上品さの絶妙な端境を狙う必要があるわけだ。そこで「シップス 銀座店」に並ぶ真夏を楽しむ大人たちにちょうどいい普段着を、スタイリストの中島貴大(写真左)がセレクトする。

シンプルに着こなしたい。軽やかなヴァルディターロのダブルジャケット

まずはダブルのジャケットながら、シアサッカー地で軽やかな「ヴァルディターロ」のジャケット(10万2600円)。

「20年以上の取り扱いがある、シップスのエクスクルーシブブランドです。前を開けて着てもいいですね」と語るのは、店長の栗田泰教さん(メイン写真右)。開襟のシャツや丸首のTシャツを合わせると、すがすがしい雰囲気になりそう。

色合いが実に絶妙! 日焼けに似合う、大人の“短パン”

「ダブルのジャケットには、ショーツと合わせてほしいですね。『インコテックス』はイタリアのパンツブランドとして、日本でもすっかり定着しました。綿麻のコチラは、涼しくて履き心地がいいですよ」(栗田さん)

今期のトレンドカラーはベージュやオリーブなどのくすんだ色味。日焼けした肌にもしっくり馴染むカラーは、年を重ねた大人にこそオススメしたい(各2万9700円)。

イタリアンメイドの技と遊び心が光る涼しげなシャツ

「幼少期からハンドメイドでシャツを仕立ててきたデザイナーの、超有名メゾンです。肩山や襟付けなど、手縫いの技はすばらしいですよ」と栗田さんイチ押しなのが、ナポリ発「サルヴァトーレ・ピッコロ」のキャンプカラーのシャツ(各3万7800円)。パンツから出しても美しいスクエアカットのフォルムで、ダブルのジャケットに合わせるのも面白い。

英国の小ワザが利いた避暑地にぴったりのアウター

最後は、避暑地に1枚持っていきたいイギリスは「バラクータ」のシップス別注アウター(6万6960円)。

「G9という定番をベースに、袖口をカフスに替え、ツイルを軽くしてパリッとした生地感に仕立てました。また裏地は『トーマス・メイソン』の生地で仕立てています」(栗田さん)

ゴルフウェアをルーツに持つだけあって、背部のアンブレラヨークのベンチレーションなど、機能性も高い。軽く袖をまくって、Tシャツ1枚でサラリと羽織りたい。
「夏の装いは、ぜひショーツを合わせてほしいですね。ラグジュアリーアイテムとして、日本でも定番になってきたことですし、ある程度お年を重ねた方でもお似合いになります」と栗田さん。

「短パンを履くのは小さいころ以来」なんて人でも、試してみてはいかがだろうか。その快適さに、病みつきになるかもしれない。

Text & Item select by Takahiro Nakajima

Photographs by Seiji Sawada

Editorial by Masayuki Kisyu