生バンドを従えてのオンステージと世界のワインを堪能
- まるでエンターテイメント!大人の外食遊び -

生バンドを従えてのオンステージと世界のワインを堪能

日本国民に、こよなく愛されるカラオケ。好きか嫌いかは人によって差があるが、遊び慣れた40代男ともなれば、嗜みとして、人前で披露できる十八番のひとつやふたつ持っているはずだ。しかし、ただ恋人をカラオケに連れて行くのでは、あまりに芸がない。どうせならLEDが瞬き、スモークが立ちこめるような非日常空間で持ち歌を披露し、客の視線を独り占めしてみてはどうだろうか。そんなプロミュージシャンさながらの気分が味わえるのが、六本木の『BAR RESTAURANT BAN×KARA ZONE‐R』(以下、BAN×KARA)。洗練された生バンドの演奏をバックに人前で熱唱できる、“遊び慣れた”大人のための遊び場だ。

カラオケの範疇を明らかに超えたライブ感

六本木交差点より徒歩2分。昨年4月のオープン以来、流行に敏感な大人たちがこぞって遊びに訪れるスポットとして話題になった『BAN×KARA』。バンド演奏によるカラオケが楽しめるのがウリとはいえ、何も言わずにここに初めて連れてこられた女性は、「え? 何ここ?」とは思っても、「カラオケに連れてこられた」とはまず思わないだろう。バルレストラン内に併設したステージで、生バンドの演奏に合わせて客が歌う。その光景は、音響も含めて明らかにカラオケの範疇ではなく、誰かの生ライブにしか見えないからだ。
「カラオケが普及する以前は生バンドで歌うのがスタンダードだったので、昔からあるスタイルではあるんですけど、生演奏だけだと、歌う側もよほど歌い込んでいる歌じゃないと歌いづらいんです。だから、当店はカラオケと生演奏のいいとこ取りをしようと。カラオケがあることでお客様も歌いやすいですし、バンド側もその都度、カラオケの音を拾って対応しています。デンモクに入っている曲ならすべて演奏できますし、キーの上下にも対応可能です」(同店オーナー・滝沢杏奈さん)
実はこれ、プロミュージシャンでもなかなか難しい特殊技術だそうで、ある曲を実際に演奏している本人が来店した際、バンドメンバーの技術に舌を巻いたこともあるとか。普段はプロミュージシャンとして活動する者から、アーティストのバックで演奏する者、スタジオミュージシャン、楽器講師など、皆、その道のプロばかりで結成されたバンドだからこそ、なし得るスゴ業なのだ。

スモークにLED…舞台装置が、さらにスター気分を演出

もうひとつ、同店が驚かせてくれるのが演出の凄さ。足下からは音楽番組さながらにスモークが勢いよく吹き出し、音と連動した照明(LED)は曲調とともに絶えず色を変える。かと思えば、曲のサビで天井から特殊効果のCO2が飛び出すことも…! これだけされれば、嫌でもスター気分に浸ってしまうというもの。この魔力に取り憑かれてリピーターになる人も後を絶たないという。
「歌うだけではなく、お客様ご自身が楽器を演奏されるのもオーケーです。若い頃、音楽の道を志していて、その後、違う道に進んだけど、趣味でいい機材を揃えているオジサマとかいるじゃないですか。だけどスタジオ借りて弾いてもつまらないし、結局、披露する場所がないんですよ。そういった方などには特に喜ばれますね」(同)

もちろんカラオケ&バルレストランだけあって、飲食類も充実。料理は、契約農家より入荷した食材を用いたフードコーディネーターによる各種メニューが楽しめるほか、ドリンクも世界各国から厳選したワインを中心に充実。
さらに現在、世界的にブームのシーシャ(水タバコ)も常備。また通常のテーブル席にくわえ、バーカウンター、さらにステージを見下ろせるワンシート10万円のVIPルーム(モエ・エ・シャンドン2本付)や、カーテンで仕切られたラウンジスペースまであり、楽しみ方は自由自在。
そんな環境の中、店中の客を前にバンドの演奏で渾身の十八番を歌いきる…。その高揚感を、ぜひ一度は味わってみてほしい。

Text by Naoya Aoyagi(Seidansha)