多くの格闘家も実践! ケトルベルで効率よく鍛える
- 40代のアク抜きダイエットテク -

多くの格闘家も実践! ケトルベルで効率よく鍛える

総合格闘家のエメリヤーエンコ・ヒョードル、さらには大相撲の琴奨菊などもトレーニングに取り入れていることで話題になったケトルベル。持ち手から重心が離れた独特の形状ゆえに、有酸素運動を取り入れたトレーニングをするなら、同じ重量のダンベルよりもバリエーションに幅を持たせることが可能だという。ケトルベルトレーニングの魅力や効率的なやり方を識者に聞いた。

■今回のアドバイザー
六本木ボディプラントラボ所長
足立光さん

フィジカルトレーナーとして、プロ競技者から格闘家、モデル、芸能人などを指導してきたダイエット、ボディメイクの達人。最近ではタレントのLiLicoさんを3か月で肉体改造させ、コンテストに入賞させた。自身も、50代を超えて脅威の肉体を維持している。

ダンベルの原型でもあるケトルベルは、コアマッスルを鍛えるのに最適

足立さん「最近話題となっているケトルベルとは、実は100年以上前からあるダンベルの原型といえる器具のことです。最大の特徴は持ち手から重心が離れている点。ダンベルは持ち手と重心が一緒ですが、ケトルベルは重心が離れているぶん、振ったときの遠心力を使って手首やグリップ力を鍛えることができます。また重心が定まっていないという器具の特性を生かして、重心を安定させながらウェイトトレーニングをすることで、関節や骨に近い筋肉、つまりコアマッスルを鍛えるのにも適しているんです」

同じ重量なら、ダンベルよりもバリエーションがつく点がケトルベルの魅力

足立さん「ケトルベルトレーニングをする際にもっとも重要なのは、体の使い方。たとえば、持ち上げるときに上半身の筋肉だけを使うのではなく、下肢から発生した脚力のエネギーを上肢と連動させる、というように一部の筋肉だけを意識しないことが大事です。単純に魅せる体をつくるだけなら普通にダンベルのほうが効果的な面もありますが、握る力や掴む力、重心を安定させる力を重点的に鍛えられるケトルベルはもっと実戦的な体づくりをすることが可能です。また、有酸素運動を取り入れるならダンベルよりケトルベルのほうが、運動のバリエーションが豊富で同じ重さでも筋肉への負荷を大きくすることができるでしょう。

注意点としては、40代(のビギナー)がケトルベルをする際は、重さにこだわらず、無理のない重量でやること。グリップから重心が離れている分、どうしてもダンベルより重く感じるし手首への負担もあり、不用意に重いのを選択してしまうと、手から離れて飛んでいったりもしますからね」

最後にアドバイザーからひと言

「飛んで人に当たったりすると本当に危ないですから、無理して重いのを選ばずに、あくまでも自分に合った重量のもので始めてください」

Text by Naoya Aoyagi(Seidansha)