ロンドナー注目のアートなモダンブリティッシュデリ
- 40男、至高のグルメガイド -

ロンドナー注目のアートなモダンブリティッシュデリ

気さくな打ち合わせや仕事の合間のコーヒータイム、短い時間のランチから夜の一人飲みにと、オールデイ使えるカフェはなかなか見つからないもの。そこで覚えておくと便利なのが、今年表参道に海外初出店した『FRANZÈ & EVANS LONDON』だ。本店はロンドンの流行発信地・ショーディッチに建ち、アーティストやクリエイターら感度の高い人々にeatery=イーテリー(街の食堂)として愛されている。ロンドナー注目のデリカフェがこだわるのは、クリエイティブであること。五感を刺激するモダンブリティッシュ料理は、40男の生活にも刺激を与えてくれるに違いない。

才能あるアーティストが集う、イーストロンドンのオールデイカフェ

アーティストでもあるオーナーのニコルが、「ショーディッチに住む才能あふれるアーティストたちが集える場所を」と1994年にオープンした『FRANZÈ & EVANS LONDON』。パティシエのテレーザ、シェフのコニーとの、3人のコラボレーションから生まれる独創的な料理が人気を集め、朝から夜まで作りたてのフードが楽しめるオールデイデリカフェとして注目されている。
FRANZÈ & EVANSが海外初出店先に選んだのは、ショーディッチと同じくトレンドに敏感な人々が集まる、国際色も豊かな表参道。カジュアルで落ち着きのある店内は、「本国の世界観を限りなく忠実に再現した」という。

五感を刺激する独創的なモダンブリティッシュ料理

大きなショウケースに並ぶ料理には、アーティスティックな表現を大切にする3人の「料理はクリエイティブでなければならない」という哲学が存分に生かされている。イタリア料理や地中海料理をベースにモダンブリティッシュとしてアレンジした独創的なメニューの数々。鮮やかな色彩と食欲を刺激する素材の組み合わせ、そのアイデアには驚かされるばかりだ。
「チキンとアーティチョークのサラダ」(550円/100g)、「ケールと4種類の豆のサラダ 」(550円/100g)、「ゴールデンレッドビーツサラダ」(550円/100g)など、常時13~15種類も並ぶデリには、極力葉野菜は使わず、根菜や豆類などの栄養価が高い素材を使用。野菜は大きくカットし、形状を残したまま提供するのがフランツ流。有機野菜や旬の野菜をふんだんに使用しているので、野菜不足になりがちな40男のランチにはもってこいだ。
人気の「アランチーニ」(650円)は必ず食べたい一品。シチリア料理で有名なライスコロッケだが、日本のFRANZÈ & EVANSでは、本国のレシピをベースに、わけぎや玉ねぎなどの野菜、穀物、コットハムを組み合わせ、モッツァレラチーズ、パルミジャーのレッジャーノなど、ふんだんにチーズを使用。素材の甘味とチーズの風味が絶妙で、クラフトビールや、ワインと合わせても相性抜群だ。

デートにも花を添える、アイデア溢れるスイーツ

店内には華やかなスイーツが常時13~15種類もディスプレイされているので、デザートに目がない女性とともに訪れても、喜ばれること間違いなし。彼女と一緒に食べるなら、ロンドンでも大人気の「パブロヴァ」(700円)を。メレンゲを軽く焼き上げ、砂糖不使用のホイップとベリーをサンド。仕上げにイチゴ、フランボワーズ、ざくろ、ピスタチオ、エディブルフラワーをトッピングした目にも楽しいボリュームたっぷりのケーキは、ふわふわのメレンゲとなめらかなクリームのコントラストが楽しめる。
甘党オヤジがコーヒーとともに楽しむなら、「バナナ塩キャラメルローフ」(700円)がオススメ。フレッシュバナナを混ぜ込んで焼き上げたローフ(直方体の形のケーキ)に、塩キャラメルソースをたっぷりとかけた、塩味と甘さが絶妙な一品だ。
平日のランチや軽い一人呑み、週末のデートにとあらゆるシーンで使えるだけではない。オシャレなデリやスイーツはテイクアウトもできるので、ホームパーティへの手土産、オフィスへの差し入れとしても上手に活用したい。

Text by Hiromi Onda(Listen)