春こそ食べたい! 最強野菜「クレソン」の効能とは?
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春こそ食べたい! 最強野菜「クレソン」の効能とは?

イタリアンやフレンチなどで彩りを添えるつけあわせとしてよく目にするクレソン。数ある野菜や果物のなかでも、屈指の栄養素を誇るスーパーフードであることを知らない人は意外と多いのではないだろうか。健康にいいだけでなく、アンチエイジングにももってこいという、クレソンの効果や食べ方について管理栄養士の川村郁子さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
管理栄養士
川村郁子さん

自身が太っていたことがきっかけで食に興味を持ち管理栄養士に。病院栄養士を経験後、独立。現在は栄養専門学校講師やラジオパーソナリティ、セミナーなど「楽しむ食」をモットーに”食育子さん”として活動をしている。

アンチエイジングに効く成分が豊富なクレソン

川村さん「ハーブの一種であるクレソンは主に肉料理の添え物として用いられますが、ビタミン類やミネラルを多く含むため、つけあわせだけではもったいないぐらい栄養価の高い食材です。特に、クレソンに含まれるβカロテン(ビタミンA)は、身体の活性酸素を除去する働きがあるのでアンチエイジングにはもってこい。また、クレソンにはビタミンCやビタミンK、鉄やカルシウムなどが含まれており、これらの成分は体の代謝を促し、細胞を新しく作る働きがあります。さらに、クレソン独特の香りはわさびや大根にも含まれている『シニグリン』と呼ばれる辛み成分によるものですが、この成分には口臭を予防する効果が期待できます」

クレソンはドレッシングやオイルと一緒に摂るのが◎

川村さん「クレソンに含まれるβカロテンは脂溶性ビタミンのひとつで油と一緒に摂ると体内で吸収されやすくなるので、オリーブオイルやドレッシングなどをかけて食べるのがベター。また、クレソンのシニグリンにはタンパク質の消化を助ける働きもあるため、お肉やお魚料理と一緒に摂るとさらにいいでしょう。

ただし、シニグリンは刺激が強いので、過剰摂取はおすすめできません。1日に摂るクレソンの量は30~50グラムほど、小鉢1皿分ぐらいが目安です」

クレソンだけじゃない!? 春先の食材は栄養の宝庫

川村さん「クレソンは年中採れますが、比較的辛みが増す時期が春。つまり、辛味成分である『シニグリン』の効果がもっとも期待できるのが春先のクレソンです。クレソンに限らず、春が旬の野菜や果物はアンチエイジングに良いとされる食材が多いことで知られています。そのため、春先が旬の食材を食べることで健康的なアンチエイジング効果が期待できるのです」

最後にアドバイザーからひと言

「クレソンを料理に使うなら、生春巻きの中に入れるのもおすすめ。クレソンの香りを楽しめて、かつたっぷりと食べることができます」

Text by Mai Matsubara (Seidansha)