シリーズ初の本格クロスオーバー『Golf Alltrack』
- スーパーカーブランド【フォルクスワーゲン】 -

シリーズ初の本格クロスオーバー『Golf Alltrack』

7代に渡り愛され、3000万台を超える累計販売台数を誇るフォルクスワーゲン『Golf』。Cセグメントのフラッグシップと呼ばれ、最新の技術による最良の乗り心地、ドライビングを実現し続けている。『Golf Alltrack(ゴルフ オールトラック)』は、そんな『Golf』が持つ40年の歴史のなかで、初の本格的クロスオーバー4WDステーションワゴンとなる。

クロスオーバー4WDモデルを強調する専用装備

ベース車両は、『Golf』のステーションワゴンモデルとなる『Golf Variant(ゴルフ ヴァリアント)』。それだけに、605〜1620Lを誇る優れた積載力は健在で、幅広い用途に対応できる使い勝手のいい車だ。しかし、そのエクステリアは、クロスオーバー4WDモデルであることを強調するさまざまなアイテムを専用装備することで独特のものとなっている。

車高は、『Golf Variant』と比べて25mm高く、クロスオーバーらしい雰囲気。また、前後の専用バンパーにはクローム装飾をアクセントに用い、さらに、左右ドアの下部には黒いサイドシルとホイールアーチを取り囲むように、同じく黒いホイールハウス エクステンショなどを装着している。車高の高さとこれらの専用装備の視覚的な相乗効果によって、とてもパワフルでタフなイメージの外観に仕上がった。

SUVに匹敵するラフロードでの走破性能

『Golf Alltrack』は、『Golf』シリーズ初の本格的クロスオーバーと紹介したが、エンジンも『Golf』シリーズでは初めて、最新のパワーユニット「1.8LTSI」を搭載した。最高出力は132kW(180PS)、最大トルクは280Nm(28.6kgm)。最大トルクはアイドリング直後の1350rpmから4500rpmまでの幅広い回転域で得られるので、クロスオーバーらしいトルクフルな力強さが楽しめる。
走行性能においては、ラフロードでの高い走破性も考慮した専用サスペンションを全車に標準装着。これに、フォルクスワーゲン独自のフルタイム4WDシステム「4MOTION」を組み合わせることで、荒れた場所でも優れた走行性能を実現した。
この「4MOTION」には、最新世代の「ハルデックス5」カップリングを採用しており、瞬間的に運転状況を把握して、コンピューター制御でトルクの前後配分が行われる。状況によっては、駆動トルクのほぼ100%をリヤに伝えることもできるという。

さらにラフロード性能を高めているのが、ドライビングプロファイル機能だ。通常の「ノーマル」、「エコ」、「スポーツ」、「カスタム」に加え、「Golf Alltrack」用に専用開発した「オフロード」が追加された。

このモードを選択することで「ABSの調整 制動距離をより短縮するためホイールロックの間隔を制御」、「ヒルディセントアシスト 下り勾配で車速が一定になるよう自動制御」、「アクセルペダルの特性変更 踏み込みの反応特性を変更し、緻密にアクセルをコントロール」などが可能になる。

いま旬のクロスオーバーだが、ラフロードでもSUVに匹敵する高い走破性能を有する『Golf Alltrack』。日常の足にもアウトドアレジャーにも使い勝手がいい車といえるだろう。

Text by Tsukasa Sasabayashi