ブルックス ブラザーズ、夏を先取りした新作アイテム
- 男の嗜み見聞録 -

ブルックス ブラザーズ、夏を先取りした新作アイテム

衣替えも終わり、そろそろ新作がほしいところではないだろうか。ただ、1シーズンで終わってしまう買い物はいささかつまらない。せっかくなら長く愛せるアイテムがいい。そこで、アメリカの名門と名高いブルックス ブラザーズの新作を、スタイリストの中島貴大(写真右)がセレクトする。

スタンダードながら、軽い着心地が自慢のブレザー

背抜きで春仕様の新作ブレザー(7万4520円)は、平打ちのシルバーボタンで合わせやすい。

「J.F.ケネディのミドルネームから取ったフィッツジェラルドというモデルです。ケネディが着ていたものをモチーフに作り上げました。ホップサック織りウール100%の、今期から登場したクラウド メイクというシリーズで、従来より軽い着心地が特徴です」と語るのは、メンズ統括の今駒雄一さん(写真左)。

サイドベンツを採用しているほか、広がりを防ぐため、内側に裏地で作ったベルトを仕込むなど、気が利いたディテール。ダーツも入ってシェイプされていたデザインで、年代を問わず着られそう。

勇気を出してはきたい伝統のプリント

まず特徴的なのが、セイルボートプリント。

「1940年代から弊社のカタログイラストを描いていただいたポール・ブラウンというイラストレーターの作品からインスピレーションを受けています。ショーツとロングパンツ以外にも、シャツがあります」と今駒さん。

ショーツはヒザが隠れるくらいのサイズ感で履きやすい。またパンツに関しては股上が浅めでテーパードしている現代的なシルエットを取り入れている。好みに応じて選びたい(ショーツ1万5120円/パンツ1万7280円)。

ベーシックな品々のなか、 ひときわ遊び心に溢れた小物

「エンブロイダリー(刺繍)がされているものは、ロブスターやアメフト、国旗など、毎シーズン趣向を凝らした柄をご用意しています。今期はマティーニをプリントしていますよ」(今駒さん)

そう語る小物たちは、毎年楽しみにしているファンも多いのだとか。かわいらしいデザインのため、男女問わず使えそう。プレゼントにもオススメしたい(ウォレット1万5120円/カードケース1万800円)。

プロチームにも提供するカジュアルなセットアップ

レッド フリースというカジュアルラインのコンセプトのひとつが、“9 to 9”。朝9時からの仕事に始まり、夜9時までのオフも楽しめる万能さが特徴だとか。

「湘南ベルマーレとスポンサー契約を結んでいて、春には選手の移動着として提供させていただいています」と今駒さん。

レイルロードストライプという線路をイメージしたデザインに、綿とポリウレタンの混紡で、ストレッチが効いている。さらにシルエットもシャープだが、猫目ボタンで本切羽というツウ好みのディテールが心憎い(ジャケット2万8080円/パンツ1万5120円)。
「『レッド フリース』のラインのテーマはサンド&シー。海や砂漠といった印象のあるアイテムが多いです。一方のメインラインには、シアサッカーなど爽やかな素材感のアイテムが増えていきますよ」と今駒さん。春夏のファッションは間もなく本番。新しい“定番”を探しに出かけてはいかがだろうか。

Text & Item select by Takahiro Nakajima

Photographs by Norihito Suzuki

Editorial by Masayuki Kisyu