ボゴタの伝説的ホテルがリニューアルオープン
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ボゴタの伝説的ホテルがリニューアルオープン

格式のあるホテルとして名高い「フォーシーズンズ ホテル」。世界的ホテルグループが昨年10月に満を持してリニューアルオープンしたのが、南米コロンビアのボゴタを代表する伝説的ホテル「フォーシーズンズホテル カーサ メディナ ボゴタ」だ。新たな歴史を刻む、カーサ メディナの生まれ変わった姿をご紹介しよう。

伝統と新しさが融合するボゴタの伝説的ホテル

コロンビアの首都ボゴタ。人口約770万人を要するこの都市は、アンデス山脈の盆地に位置している。ケーブルカーでモンセラーテの丘に上れば、美しいアンデス山脈とボゴタの街を一望でき、一目でこの街の虜になってしまうだろう。

そんなボゴタにフォーシーズンズホテルは2つ存在しているが、「カーサ メディナ ボゴタ」は最初に開業した歴史あるホテル。1946年に高級アパートメントとして設計されたカーサメディナは、床材や柱、羽目板、鉄細工などあらゆるところにちりばめられた意匠が認められ、1984年に世界遺産にも指定された歴史的な建築だ。1988年からは格式高いホテルとして使われるようになり、世界中のVIP達に長年愛されることになった。そしてこの度数百万ドルの費用を投じた改修と改装が行われ、従来のカーサメディナが持つ魅力はそのままに、伝統と新しさが融合するホテルとして生まれ変わったのだ。

洗練されたレストラン&バールで楽しむ美食

客室は全62室。全ての部屋はデザインが異なっており、滞在の度に「カーサ メディナ ボゴタ」の新しい表情を見せてくれる。年間を通じて過ごしやすい気候のボゴタ。大きく窓を開けて部屋で思い切りくつろぐのも、ラグジュアリーホテルでの贅沢な過ごし方の1つだ。
ボゴタは、美食の街としても名高い都市。ホテル内のレストラン&タパスバール「カスタニョーレス ラシオーネス・イ・タパス」では、白熱するボゴタのグルメシーンに恥じないユニークな料理の数々が提供されている。ガラス張りのアトリウムフロアにあるメインレストランでは開放的な空間の中でいただけるのは、アロスやボガータ、カルネといったスペイン料理。中庭の席では石造りの暖炉の火が穏やかに揺れ、ロマンティックな気分を盛り上げている。また、レストラン入り口に位置するオープンエアテーブルやタパスバールでは、気軽にコーヒーやタパスが楽しめるだけでなく、カタルーニャ風ピッツァ“コカ”などのテイクアウトも可能。テイクアウトしたコカを片手に街をそぞろ歩き、地元の人々にまぎれながら異国の風情に身を委ねるのも良いだろう。

歴史探訪や美術鑑賞といった目的のほか、ビジネスでの利用にもカーサメディナは応えてくれる。宴会場を使ったパーティーは、175名まで収容が可能。中には、改装前にレストランとして使われていた宴会場も存在する。羽目板や石柱、螺旋階段などはあえて当時にまま残してあり、伝統を感じる会場でのビジネスパーティーは和やかな空気に包まれそうだ。

ほかにも、プライベート感満載の滞在者専用スパは、旅の疲れをゆっくり癒すのに最適。あえて体を動かしたいという人には、ジムも24時間利用することができる。きめ細かいサービスの数々は、世界に名だたるフォーシーズンズ ホテルならではの魅力。ボゴタの街の新たなランドマークとして、リニューアルオープン後のこれから先も長い年月愛されていくに違いない。

Text by Takumi Arisugawa