“末広がり”な銀座で味わう、絶品生肉料理
- 酒?料理?個室?目的別の接待の切り札店 -

“末広がり”な銀座で味わう、絶品生肉料理

世界でもトップクラスの美食が堪能できる街として知られる銀座。その中にあって2008年にオープンした『GINZA KOSO』は、銀座8丁目8番8号という“末広がり”な住所にあることもあり、重要な商談で縁起を担ぎたいビジネスマンや、勝負デートに挑む40男の間で注目される通称‟肉の鮨屋“だ。名物となっている和牛の握りをはじめ、希少な黒毛和牛を用いた絶品生肉料理の数々を紹介しよう。

上質な赤身肉のやわらかな食感! 名物「塩ユッケ」

『GINZA KOSO』は、今では希少となった黒毛和牛の生肉をいただける都内でも貴重なお店だ。2012年の牛肉生食規制を受け、それでも「どうにか生肉好きのお客様の要望に応えたい」と、厳しい基準を満たし、衛生管理を徹底。その結果、中央区保健所から中央区初認可の“牛肉生食レストラン”として認定を受けた。
生肉料理に使用するのは、新鮮な黒毛和牛のみ。約10種類揃える生肉メニューの中から、まず試してほしいのが、これを食べないと始まらないと常連が口を揃える名物の「塩ユッケ」(小1200円/大1800円)だ。塩、胡麻、葱などのみで無駄なものは一切使用していないため、黒毛和牛のモモ肉のうまみと食感がシンプルに楽しめる。

赤身も霜降りも生だからこそ旨い握りで

そして何よりはずせないのが、名物となる肉の鮨「和牛の握り」(1貫600円~)。赤身を使った生肉の握りには、さっと醤油をひと塗り。霜降りの肉は炙って酒盗と塩で味付け。ここでも素材を存分に生かす職人の技が光る。
生肉の巻物(1500円)や、北海道産生ウニを適度にサシの入った生肉で巻いた贅沢な「うに牛」(2800円)なども、試したい一皿。女性同伴ならば、常時80種揃うワインの中から、生肉に合うという口当たりの柔らかいフランス産ピノノワールを勧めてみてはいかがだろうか。生肉と赤ワインとのマリアージュに、彼女もうっとりしてしまうに違いない。

王様が食すにふさわしい、贅沢の極み「王の牛刺し丼」

シメには、ほかでは味わえない「牛トロ丼」をオススメしたい。ご飯の上に黒毛和牛の刺身部位を細かく砕いて贅沢に敷き詰めた丼に、自家製ニンニク醤油と新鮮な卵黄を混ぜていただく、至福の味わい。
特別な日なら「王の牛刺し丼」(5000円)を。「王様にふさわしい食事は何か?」という発想から生まれたというだけあり、ご飯の上に盛られるのは、黒毛和牛の刺身に北海道産生うに、キャビア、金粉…これぞ贅沢の極みを尽くした王様の食事である。
誰もが旨いと唸る絶品生肉料理のほかに、ウチモモ(1000円)、トモサンカク(1200円)、シンシン(1100円)、フィレ(2000円)など、10種類以上の部位が好みの調理法でいただけるのも魅力だ。注文するとシェフが部位ごとに切り方、味付けを変えて、すべてカウンターで調理してくれる。
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まさに肉三昧といっていい『GINZA KOSO』。しばらく口にしていないユッケの思い出の味を求めるも良し、ご褒美メシとして足を運ぶのも良し。いずれにせよ、働き盛りの40オヤジの欲求を満たし、英気を養ってくれることは間違いない。

Text by Hiromi Onda(Listen)