余裕の佇まいとダイナミックな走り、『レクサスGS』
- スーパーカーブランド【LEXUS】 -

余裕の佇まいとダイナミックな走り、『レクサスGS』

「年相応」という言葉がある。ファッションでは、過度な若作りは、むしろ老けた印象を与えるともいわれる。車ではどうだろう。スポーツカーを操る初老の紳士。その人の人生が垣間見えて、「自分もああなりたい」との憧れを抱かないだろうか。ただ、実際に年を重ねたときには、「走りの楽しさを味わいながら、ラクに運転ができる。そして、大人の落ち着きが感じられる車」が欲しくなる気もする。車種でいえば、グランドツーリングのような車だろう。

肉食獣のように獰猛かつ品格を纏った佇まい

昨年末、日本車を代表するラグジュアリーなグランドツーリングセダン『レクサス GS』がマイナーチェンジを果たした。LEXUS(レクサス)のブランドアイコンであり、フロントマスクの印象を決める「スピンドルグリル」はやや大きめに進化を遂げ、逆に、ヘッドランプはLEDを採用して少し小さくなった。フロントノーズからフードにかけての立体造形と相まって、大型の肉食獣が醸し出すような躍動感と堂々とした品格を纏っている。

サイドビューは低重心を強調することで「骨太な強さ」と「低重心なスポーティーさ」を表現。ここに、切削光輝処理を施した新意匠のアルミホイールが加わることで、精悍な雰囲気となった。
インテリアでは、オーナメントパネルに新開発のレザーカット本杢や独特の削り跡を残す日本古来の伝統工芸「名栗(なぐり)」調仕上げの本アルミを設定。また、室内の随所に金属調の加飾やサテンメッキを採用し、細部を効果的に際立たせるなど、本格セダンとしての品格ある室内空間を実現している。

ボディ剛性の強化によって向上した乗り心地

グランツーツーリングとしては、ダイナミックな動力性能と上質な乗り心地も外せないポイント。『レクサスGS』では、構造用接着剤とレーザースクリューウェルディングの採用、スポット溶接の打点の追加によってボディ剛性を強化した。

剛性が弱いと車が曲がるときにボディがねじれてしまう。そのねじれをカバーするためにサスペンションを調整すれば、その分、乗り心地は悪化する。しかし、『レクサスGS』は剛性が高いので、サスペンションをねじれのカバーではなく、最適なハンドリングや快適な乗り心地を実現するために調整できる。これにより、ダイレクトなステアリングフィールを進化させつつ、後部座席でも快適な乗り心地を実現した。また、エンジン部分では、『GS350』に新開発のV6・3.5Lエンジンを搭載。大排気量ながら燃費性能は8%も向上している。

心にアグレッシブさを秘めた大人が乗るべき車

力が注がれているのが予防安全だ。最新の安全装備「Lexus Safety System +」は、歩行者を検知する機能がついた衝突回避支援の「プリクラッシュセーフティ」、車線維持をサポートする「レーンキーピングアシスト」、夜間歩行者の早期発見に寄与しロー・ハイビームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」、そして先行車との車間距離を保ちながら追従走行する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」をパッケージ化したものだ。

特に、「オートマチックハイビーム」は11の光源を使い分けて、対向車がいる部分にはロービームで、それ以外の部分はハイビームで照らす優れもの。夜間の死亡事故では、その半分はヘッドライトがハイビームならば回避された可能性があるともいわれており、予防安全には有効な機能だ。

「走り」と「デザイン」がブラッシュアップされた国内を代表するラグジュアリーグランドツーリングセダン。余裕を持った佇まいながら、いざ本気を出せばダイナミックな走りが味わえる。実はこれ、イケてる大人の条件とも合致する。『レクサス GS』はそんな、心にアグレッシブさを秘めた大人に乗って欲しい1台だ。

Text by Tsukasa Sasabayashi