40男の敵「ほうれい線」を30秒エクササイズで撃退!
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40男の敵「ほうれい線」を30秒エクササイズで撃退!

40男にとって加齢を実感させる、顔に深く刻まれた「ほうれい線」。その原因とされる表情筋の衰えとコラーゲン不足は、食生活とエクササイズによって防ぐことができるという。東京警察病院・形成外科医師の澤田彰史さんに、「ほうれい線」のメカニズムと改善法について聞いた。

■今回のアドバイザー
東京警察病院
形成外科医師
澤田彰史さん

東京警察病院・形成外科を中心にさまざまな医療機関に従事するほか、アンチエイジングの専門医として、テレビ・ラジオや雑誌などでも活躍。著書に『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)、『はじめてのアンチエイジング』(総合法令出版)など。また “賢くむだなく、シンプル・アンチエイジング”をテーマに、ドクターズコスメやドクターズサプリの企画開発を行なうネット直販専門会社『ARGON Co.Ltd』の顧問相談役も務める。

見た目を大きく左右する“ほうれい線”

澤田さん「ほうれい線はシミやシワと並んで、見た目に大きな影響を与える老化現象のひとつです。ほうれい線が進行する原因は主に2つ。ひとつは肌のコラーゲンの減少です。肌のハリを保つコラーゲンは、年齢とともに肌の中で作られる量が減り、口元のハリが失われてしまいます。

ふたつめは表情筋の衰え。加齢にともなって、大きな口を開けて笑ったり、硬いものを食べなくなってしまうと、表情筋は細く衰えていきます。30種類以上あるといわれる表情筋のうち、若々しく、キュッとハリのある頬を作る大頬骨筋、小頬骨筋、笑筋や口輪筋、舌骨筋などの表情筋が衰えていくと、脂肪や皮膚組織を支えられず、頬が垂れ下がり、ほうれい線が深くなったり、二重あごの原因になります」

ほうれい線が消える「まいうー体操」

澤田さん「ほうれい線を改善するために、まずはコラーゲンの量を増やすことです。そのためにも、コラーゲンの原料となる良質なタンパク質と、コラーゲン生成に欠かせないビタミンCを一緒に摂取してください。おすすめの食材は、コラーゲンたっぷりの鮭とビタミンCが豊富なキウイ。1日に鮭2切れ、キウイを2個食べるのが理想的な食事です。コラーゲンは鮭の皮に多く含まれているので、皮まで食べてください。魚や果物が苦手な人は、サプリメントを上手に利用しても良いでしょう。ただし、サプリに頼りすぎず、あくまで正しい食生活が基本だということを忘れずに。

そして、年齢とともに衰える表情筋(大頬骨筋、小頬骨筋、笑筋、口輪筋、舌骨筋群)を効率的に鍛えられるのが、“まいうー体操”です。大きく口を開け『まー』と声を出して10秒、次は『いー』で10秒、『うー』を10秒、合計30秒で1セットのエクササイズです。これを1日3セットおこないます。あるテレビ番組で、女性タレントにまいうー体操を1カ月実行してもらったところ、ほうれい線が見事に消えました。まずは、1カ月を目安に続けてみてください。

また、日常生活でも、表情筋をきちんと使うことが大切。人と話す時はハキハキと喋り、笑顔を絶やさずに口角を上げるように心がけると、自然と表情筋のエクササイズにつながります。力の抜けた顔や不機嫌な表情をする時間をなるべく減らしてください」

ネガティブな表情はNG!

澤田さん「じつは、表情筋には“鍛えすぎると、逆にシワが増える筋肉”というものも存在します。しばしば、“表情筋エクササイズはシワが増えるからやめたほうが良い”という意見も聞かれるのはこのためです。たとえば、眉間にシワを寄せる皺鼻筋、口角を下げて不機嫌な口元を作る口角下制筋などがこれに当たります。簡単にいうと、ネガティブな表情をつくる表情筋は鍛えないほうがよい表情筋で、一方、笑顔などのポジティブな表情をつくる表情筋は鍛えてよい表情筋とおぼえるとよいでしょう。笑いジワが気になる人もいるとは思いますが、笑顔には免疫力アップなどの高いアンチエイジング効果が期待できますので、気にせず笑顔を心掛けたいですね」

最後にアドバイザーからひと言

「若々しい印象を保つためにも、ほうれい線のお手入れはとても大切。ほうれい線ケアについて、もっと詳しく知りたいという方は『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)をご覧ください」

Text by Miki Ohnuki(Seidansha)