ゲームの誕生から未来までを網羅する企画展
- 40男のメモリーズ -

ゲームの誕生から未来までを網羅する企画展

子どものころ夢中になったアーケードゲームに睡眠時間を削って必死にクリアした家庭用ゲーム、そして大人になった今もゲームを楽しんでいる人が多いエディトゥール世代。なぜこれほどまでにゲームは面白く、人を夢中にするのかを楽しみながら、真面目に考える企画展が開催される。

世界中で話題の展示がついに日本へ!

2002年、イギリス・ロンドンにある欧州最大の文化施設バービカン・センターで開催され、その後世界を巡回、各地で好評を博した企画展がついに日本に初上陸する。3月2日から日本科学未来館で開催される「GAME ON~ゲームってなんでおもしろい?~」だ。

世界で初めてヒットしたテレビゲームは、1972年にアタリが発表した卓球台の両側でプレイヤーが球を打ち合う「ポン(PONG)」といわれている。これ以降アーケードゲームは機械の形やゲームの内容、プレイスタイルに至るまで多種多様な進化を遂げた。一方1983年に発売された「ファミリーコンピュータ」の登場からは爆発的に家庭用ゲーム機が普及、ハード、ソフトとも様々なゲームが開発・発売されてきた。
「GAME ON~ゲームってなんでおもしろい?~」ではそんなゲームを作るクリエイターや開発者、研究者などへのインタビューからゲームの歴史や制作の裏側などを紹介。ゲームが与えてきた社会的・文化的な意味について考え、なぜこれほどまでに人がゲームにハマるのかを多角的に理解することができる展示となっている。

懐かしのゲームから最新のトレンドまで

そしてなんといってもこの企画展の目玉は、あの懐かしのゲームをプレイできることだ。展示される筐体、プレイできるゲームの予定リストには、1971年製の「コンピュータースペース」や前述の「ポン」といった黎明期の名機から、ゲームセンターや家庭のテレビで遊んだ懐かしいタイトルがズラリと揃う。「ギャラガ」「ドンキーコング」「パックマン」「ディグダグ」「マリオブラザーズ」「ゼビウス」「スペースインベーダー」「スーパーモナコGP」「ストリートファイターII」「バーチャファイター」「レミングス」「エレベーターアクション」「ワンダと巨像」などなど、名前を聞いただけで胸が熱くなることだろう。
もちろん懐かしのゲームばかりではない。2015年のゲームショウで(2016年上期発売予定)話題となった、ヘッドセットをかぶると全方位を取り囲む映像が広がり、ゲームの世界へ没入して遊べる「PlayStation®VR」の先行体験や、いま世界中で人気を集めている、ブロックを空中や地面に並べて形を作る「マインクラフト」の紹介もあるなど、最新のゲームトレンドも体感することができる。

1プレイヤーでも2プレイヤーでも、もちろんそれ以上の人数でも楽しめる「GAME ON~ゲームってなんでおもしろい?~」。あのころ近所で鳴らしたゲームの腕前が蘇るかもしれない。

※写真はすべて海外開催時の様子

Text by Tamotsu Narita