スポーティでコンパクトなメルセデスの末っ子「Aクラス」
- スーパーカーブランド【メルセデス・ベンツ】 -

スポーティでコンパクトなメルセデスの末っ子「Aクラス」

メルセデス・ベンツのラインナップの中で、ボトムレンジを受け持つ「Aクラス」がマイナーチェンジを受けた。世界的に評価が高いという内外装のデザインは大きく変えず、ドライビングダイナミクスや使い勝手を向上。あらゆる面で“ブラッシュアップ”が図られた。では、具体的に何が変わったのか? 同時に登場した3タイプの特別仕様車とともに、新しくなったAクラスにスポットを当ててみたい。

さらに向上した世界一の量産4気筒ターボ

現行Aクラスが日本に上陸したのは、2013年。それまでの背高スタイルから一変して、ワイド&ローかつアグレッシブなスタイリングをまとって登場した。今回、実施されたマイナーチェンジでは、エクステリアがダイヤモンドグリルを採用した最新のメルセデスデザインとなった他、エンジンパワーをアップするなど、ドライビングダイナミクスと使い勝手の向上が図られた。

モデルラインナップは「A180 Style」「A180」「A180 Sports」、そして「A250 SPORTS 4MATIC」、「AMG A45 4MATIC」の5タイプ。A250 SPORTS 4MATICに搭載される2.0L直4ターボは211PSから218PSに、量産4気筒ターボで世界一のパワーを誇ったAMG A45 4MATICの2.0L直4直噴ターボは、360PSから381PSにそれぞれ向上した。
走りの要となる足回りは、「A250 SPORTS 4MATIC」に新たに「電子制御式油圧アダプティブダンピングシステム」を搭載。「AMG A45 4MATIC」には、「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」が標準装備され、俊敏性と快適性を両立する。

セーフティデバイスも最新版にアップデート。「CPAプラス(緊急ブレーキ機能)」やドライバーの疲労や眠気を検知して注意を促す「アテンションアシスト」は全車に標準装備され、追従型クルーズコントロール「ディストロニック・プラス」やドアミラーの死角をレーダーがモニタリングする「ブラインドスポットアシスト」などをパッケージした、「レーダーセーフティ パッケージ」も装着可能だ。

Web限定で販売される3つの特別仕様車

メルセデス・ベンツ日本は、Aクラスのマイナーチェンジとともにさらに魅力的な3つの特別仕様車を発表した。それが「A 180 Customized Version」「A 180 Edition Green」 「A 250 SPORT 4MATIC Motorsport Edition」である。

「A 180 Customized Version」は、A180をベースに、Web限定の内外装色が選べたり、通常はパッケージオプションとなる装備を個別に選択ができたりと、より好みに応じた仕様に仕上げることが可能となったモデル。3月31日までの期間限定受注となる。また「A 180 Customized Version」の限定アクセサリーとして、AクラスのCMソングを歌った女性3人組のテクノユニット、Perfumeの世界観を表現する「A-Class×Perfume デザインアートステッカー」も30セットが限定販売された。

「A 180 Edition Green」(下の写真)は、A180をベースに専用外装色「エルバイトグリーン」とブラック/グリーンの専用2トーンレザーツインシートを採用したモデルで、限定30台が販売される。専用デザインの18インチ5スポークアルミホイールが足元を引き締める。
モータスポーツの最高峰、F1グランプリで2014-2015年と2年連続チャンピオンを獲得した「メルセデス AMGペトロナスF1チーム」のマシンデザインを取り入れたのが、「A 250 SPORT 4MATIC Motorsport Edition」(メイン写真)だ。

専用デザインのリアスポイラーやブラック仕上げのアルミホイールに、各所に施されたペトロールグリーンの差し色が映える。このグリーンの差し色はインテリアにも用いられ、ドライバーをその気にさせてくれる。「A 250 SPORT 4MATIC Motorsport Edition」には、カルサイトホワイト、コスモスブラック、 ポーラーシルバー、マウンテングレーの4色のボディカラーが用意され、3月31日までの期間限定で注文を受け付ける。
レギュラーラインナップの各モデルもいいが、個性豊かな特別仕様車も捨てがたい。選択肢の幅広さも、Aクラスの魅力のひとつといえるだろう。そしてどれを選んでも、後悔のない選択になるはずだ。スポーティかつコンパクトなメルセデス・ベンツの末っ子が秘める実力は、高い。

Text by Muneyoshi Kitani