遊び心を持ったルノー・カングーの限定カラーモデル
- スーパーカーブランド【ルノー】 -

遊び心を持ったルノー・カングーの限定カラーモデル

「カングー」はもともと商用車を起源とし、日本車のそれとは違う丸みを帯びた親しみやすいデザインが特徴だ。その優しい佇まいは、おしゃれな街中にもすっと溶け込んでいく。ルノーは、そんな「カングー」にさらに素敵な限定カラーを設定。「カングー アクティフ ペイザージュ」を270台限定で発売した。

家族で乗っても1人で走っても楽しい1台

「カングー」は、ルノーのラインナップの中でも面白い車のひとつだ。親しみやすいデザインは前述の通りだが、ルノーのコーポレートカラーであるイエローや優しい彩色のブルー、レッド、チョコレート色のブラウンなど、とりわけポップなカラーリングが目立つ。

室内は5人乗りだが、その広い空間と高い機能性が好評で、欧州では「ルドスパス:遊びの空間」と呼ばれて親しまれている。元のコンセプトが商用車だけに、その深い懐は遊び心を誘ってくれる。

さらに面白いのはパワートレインの種類だ。1.2L直噴ターボエンジン車には6MTが組み合わされ、1.6Lエンジン車には4ATと5MTを組み合わせる。現代の欧州車にはめずらしい、そんなちょっとマニアックな設定も微笑ましい。家族で乗っても、1人で走っても楽しい時間を過ごせるという、万人が選べる設定というわけだ。

ブルターニュ地方の景色を表現した限定3色

今回の限定車「カングー アクティフ ペイザージュ」に設定されたのは3色だ。フランソ北西部、北大西洋に面したブルターニュ地方の海沿いからインスパイアを受けたカラーリングだという。

「タンタシオン ヴィオレ(誘惑の紫色)」は、ブルターニュの海岸前に紫の花を咲かせるギョウリュウモドキからイマージしたもの。そして「ヴェール メール M(緑の海)」は海岸線に輝く淡い海、そして「ブルー ヴィブラート(青い振動)」はさらにその遠くの青い海をイメージした。
さらにこの限定車には、シルバー&プラックフロントバンパー、シルバードアミラー、フロントフォグランプ、カーテンエアバッグ、3トーンファブリックシートが専用装備となる。どの装備も、この3色にうまく溶け込み、モノトーン調の車内に明るさを表現してくれる。
ちなみに設定されるベースグレードは、アクティフ(AT)で、価格は220万9000円と日本車とも真っ向勝負できる設定となっている。

昨今、気合が入った車両が多いミニバン、MPV市場の中で、ひときわ“脱力”を表現できているのが「カングー」ではないだろうか。その柔らかさが、街中で自然な存在感を発揮し、“自然に車で出かけよう”とも思わせてくれるのかもしれない。そんな遊び心を持った車に、さらに遊び心を加えた今回の「カングー アクティフ ペイザージュ」には、まさに花壇に咲き誇る花のようだ。その生花を手に出かける休日は、ちょっとした“幸せ”を手にできるかもしれない。

Text by Tetsuya Abe