操る歓びを堪能できるレクサスのプレミアムスポーツ
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操る歓びを堪能できるレクサスのプレミアムスポーツ

高級感がある落ち着いた大人なブランド。「LEXUS(レクサス)」をそう捉えている人は多いだろう。だからこそ、高性能スポーツに与えられる「F」の位置づけはとても重要になる。「F」は、全世界500台限定生産車『LFA』を頂点に、プレミアムスポーツである『RC F』『GS F』、各車種にスポーツグレードとして設定される『F SPORTS』といったピラミッドを構築している。「F」は、スポーティーさや若々しさの象徴であり、レクサスが持つ高級感だけではないエモーショナルな一面を具現化したものなのだ。

レスポンス・伸び感・サウンドを極めた心臓部

「F」を冠する最新モデルが、「第44回東京モーターショー2015」で華々しくデビューしたスポーツセダン『LEXUS GS F』だ。ベースモデルである『LEXUS GS』に、エンジン回転の滑らかさとレスポンスの良さを進化させたV8・5.0Lエンジンを搭載している。

このエンジンを中心としたパワートレインの特徴は、「レスポンス」「伸び感」「サウンド」の3点だ。組み立て後に一基ずつ回転バランスを調整し、自然吸気ならではのリニア感やレスポンスの良さを追求したエンジンは、踏み込んだ瞬間にその分だけ回転数が瞬時に上がり、伸びやかに加速していく。そのリニアな反応は、まさに「車を操る」という表現がピッタリだろう。このダイレクトな加速に一役買っているのが、8速トランスミッション「8-Speed SPDS」。Mポジション選択時には最短0.1秒で変速し、本格的なスポーツ走行を楽しむことが可能だ。
また、最先端の溶接技術によりボディ剛性を高めつつ、高い整流技術で優れた空力性能を実現。ここに、走行状態に応じて後輪左右の駆動力を最適に電子制御し、コーナリング時に理想的な車両挙動を実現する「TVD」や車両の挙動を安定させる「VDIM制御」をオフ状態としながら、万一の際には車両挙動の乱れを緩和する制御が働く「スポーツモード付VDIM」、上下加速度センサー付ABSなどを標準装備することで、サーキット走行も楽しめる、優れた走行性能を実現した。

ドライビングプレジャーをさらに高めてくれるのが音だ。パーツ類の雑音や風切り音、ロードノイズなどは抑えつつ、調整した音をスピーカーからも発するアクティブサウンドコントロールを採用することで、迫力のあるエンジン音、排気音を車内に響かせてくれる。

機能を追求することで力強さと上質感が融合

エクステリアは、ダイナミズムと機能美を見事に融合させた。フロントはワイドで低重心なスタンスを強調。サイドは大きく張り出したフェンダーフレアなどV8ユニットのハイパフォーマンスを主張する。そして、リアには「F」を象徴する4連エキゾーストディフューザーを配置することで、力強さを表現している。
インテリアは、ただ上質感を追求しただけではなく、機能性も融合している。例えば、メーターフード、インストルメントパネル上部、センターコンソールなどの表皮には、アルカンターラを採用。プレミアムスポーツとしての機能性とインテリアの質感表現を両立した。上質感で印象的なのが、オーナメントパネルに施された「名栗(なぐり)」の切削加工技術だ。独特の削り跡を残す日本古来の伝統工芸を最新の生産技術と匠の技で再現した。

すべてのドライバーが体験できる“操る歓び”

機能性では、アスリートのボディスーツをモチーフとしたスポーティーなデザインと、高いホールド性を実現した表皮一体発泡成型によるハイバックスポーツシートを採用したシート。サーキット走行を楽しめる性能と一般走行での快適さを両立している。

また、オプションでカラーヘッドアップディスプレイを採用することで、基本となる車速や簡易ナビ表示などのほか、スポーツモード表示ではエンジン回転数、シフトポジションなど運転に必要な情報を視線の先に表示。少ない視線移動で必要な情報をすばやく認識できる。

上質感を纏いながら、すべてのドライバーが操る歓びを体感できる『GS F』。ドライビングスキルに関係なく、ステアリングを握ることで笑顔がこぼれる。大人のプレミアムスポーツは、心の奥底に潜んでいるやんちゃな子ども心を、少しだけ呼び覚ましてくれる。

Text by Tsukasa Sasabayashi