日本橋で最高ランクの生牡蠣×日本酒を極める
- 酒?料理?個室?目的別の接待の切り札店 -

日本橋で最高ランクの生牡蠣×日本酒を極める

この季節、日本酒好き和食派が思わず目をとめてしまうのが「生牡蠣」の文字ではないだろうか。最近ではさまざまな産地の牡蠣を揃える店も増えてきたが、今回紹介する「魚バカ一代〜牡蠣ノ巻〜」では季節や時期に応じて常時 6~14 種類の牡蠣が揃うだけでなく、1銘柄につき1生産者のみを厳選して仕入れるというこだわりぶり。最高ランクの生牡蠣と、その味を引き立てる日本酒・ワインが愉しめる、まさに牡蠣を極めた店なのだ。

育った海の味をそのまま堪能できる

牡蠣は海水を吸い、そのなかのプランクトンを漉して食べている。1日に牡蠣1個がろ過する海水の量は、なんと200~300リットル。それだけの量の海水を体内に取り入れては吐き出しているのだから、味や食感に海水の影響を受けるのは当然で、たとえ同じ品種でも育った海域によって牡蠣の味は千差万別だ。ところが、これまで牡蠣は生息海域の海水を含んだまま保管するのが難しいとされてきた。そこで「魚バカ一代〜牡蠣ノ巻〜」では、ろ過・紫外線殺菌された海水のシャワーを噴霧するという世界初の保管方法を採用。全国各地から生まれ育った海の水を含んだままの牡蠣を店舗まで運び、さらに剥く際にも水道水を一切に使わないというこだわりで、本来の獲れたての味を提供してくれる。
1〜2月の時期におすすめの銘柄は、純厚岸産ブランド牡蠣「カキえもん」580円(税抜)。丸みのある殻、ふっくりとした身と大きい貝柱が特徴で、独特の甘みがやみつきになる。また三重県ブランド認定の「的矢かき」580円(税抜)も丁寧に作られた希少性の高い一品。甘さと旨味、さらにぷりっとした歯ごたえが絶品だ。牡蠣本来の味わいや生息海域の塩分濃度の違い、貝柱の太さによって異なる甘みなど、種類による味の違いを愉しむにはやはり生でいただきたい。ぜひ、いろいろな種類を食べ比べてみよう。
もちろん好みに応じて焼き・炙り・蒸しと好みの食べ方も選べる。変わり種としては「牡蠣の柚子しゃぶ」1,990円(税抜)もおすすめ。また、この季節ならではの「絶品あんこう鍋」一人前2,480円(税抜)は、あん肝をふんだんに使った特製濃厚味噌スープで煮込んだ逸品だ。

牡蠣と日本酒のマリアージュ

生牡蠣に合わせる酒は、純国産の日本酒・ワインなど。牡蠣と食べ合わせた際にスッキリとした後味を感じられる地酒には、軽い口当たりとあえて酸を立たせた「醸し人九平次純米大吟醸」990円(税抜)や「寒山水純米大吟醸」1,200円(税抜)などが揃っている。隠れた銘酒をより美味しく飲んで欲しい、との思いから日本酒だけで50種類以上の品揃え。食前、食後などのタイミングや料理に合わせた提案もしてくれるので、気軽に声をかけてみよう。
牡蠣には日本酒というこだわりを捨てて、ワインと合わせてみるのもいい。日本で栽培された葡萄から造られる「勝沼醸造ARUGANOVENTO」グラス590円(税抜)、「北海道ケルナー」ボトル3,890円(税抜)などの純国産ワインは、有機酸塩(鉄含有量)が少ないため、魚介類と一緒に飲んでも特有の生臭さを感じることなく繊細な味や香りが楽しめる。牡蠣は好きだけれど日本酒は苦手という女性には、きっと喜ばれることだろう。
日本橋COREDOの裏庭が見渡せる店内は、大人の隠れ家といった風情だ。ちなみに亜鉛を多く含む牡蠣は、男性ホルモンと女性ホルモンどちらの分泌も促してくれるいわばフェロモン食材。そして欧米では「一緒に牡蠣を食べに行かない?」という誘いは、ある種の口説き文句でもあるのだとか。意中の女性がいる男性諸君には牡蠣デート、ぜひおすすめである。

Text by Shoko Iwane