華やかにして伝統的!「オールデン」ブーツの硬派な世界観
- 男の嗜み見聞録 -

華やかにして伝統的!「オールデン」ブーツの硬派な世界観

冬場の足下は悩みの種だ。ボトムスやトップスは厚着をすればいいが、靴に関してはそうもいかない。そこで取り入れたいのが、ブーツ。カジュアルな若者のアイテムだと思われがちだが、セレクト次第でオンでもオフでも活躍できる。なかでもアメリカの老舗シューズブランド「オールデン」のブーツは、白眉の出来。日本で20年以上にわたって輸入総代理店を務める「ラコタ」の旗艦店「ラコタハウス 青山店」で、スタイリスト中島貴大(写真左)が選りすぐったブーツをご紹介しよう。

40年ぶりの新作は、エレガントなブーツ

オールデンが約40年ぶりにデザインから作り起こした新作が、このミシガンブーツ「3563H」(10万3680円)だ。「特徴は、通常9つのアイレットが7つというエレガントなデザイン。またグリーンのスエードを初めて採用した点も大きいですね。革も柔らかく、非常に履きやすいですよ」と語るのは同社専務取締役の血脇 弾さん(メイン写真右)。ボリューム感あふれるデザインは、アメリカンブーツのお手本的な存在感といえる。

日本限定!真のタンカーブーツは、この世でもこれだけ

20年目を記念して誕生したタンカーブーツが「45491H」(9万9360円)だ。「オールデンのこの木型とこのステッチ、クレープソールを使ったものだけが、本当の意味での“タンカーブーツ”と呼べるものなんです」と血脇さん。実は日本でしか買えないのだとか。無骨なミリタリーデザインながら、品の良さもしっかりと備えている点はさすが!

重量感とは裏腹に、“走れる”実力を備えた優秀選手

「『ホーウィン社』というコードバンで有名なアメリカのタンナーが手がけているものです。ミリタリーラストにラバーソール。『オールデン』のラインナップの中でも走れる革靴」と血脇さんがおすすめしてくれたのが、「45960H 6 inch PLAIN TOE BOOT」(9万2880円)だ。立ち仕事の方やカメラマンにファンが多いという事実が、実力の高さを示している。
「別注には対応してくれますが、厳格なルールがある硬派なメーカーです。昔気質の職人が丁寧に作るというスタンスを変えない会社なんです」と血脇さん。すなわち時代に迎合せず、まっすぐな物作りをやめないブランドが、「オールデン」なのだ。少量生産だけに2〜3年待ちという人気モデルもざら。そんなエピソードからも、“クオリティの高さ”がうかがえるのだ。

Text & Item select by Takahiro Nakajima

Photographs by Seiji Sawada

Editorial by Masayuki Kisyu