誕生60周年を記念する「DS」のスペシャル限定モデル
- スーパーカーブランド【シトロエン】 -

誕生60周年を記念する「DS」のスペシャル限定モデル

1955年のデビューから60周年を迎えたシトロエン・DS。パリモーターショーでのセンセーショナルなデビューは未だに語り継がれる。そして、2015年11月7日、デビュー60周年を記念したモデル「DS EDITION 1955」が、DS3、DS4、DS5の各シリーズに設定され、限定販売を開始した。限られた者のみが手にすることを許された、稀少なモデルの魅力を紹介していこう。

DS21を踏襲したボディカラーと共通の特別仕様

アニバーサリーイヤーにちなんだ「DS EDITION 1955」の3車種は共通の仕様を持つ。まず、目を引く濃紺のボディカラーは、1968年のモデルであるDS21を踏襲したもの。シックなシルエットの傍らでは、ブルーアンクル×ブラックルーフのボディカラーとゴールドを基調とする60周年を冠したロゴやエンブレム、シリアルプレートが光る。フランス・パリを発祥とする新ブランド「DS」のコンセプトにある「SPIRIT OF AVANT-GARDE(アヴァンギャルドの精神)」が散りばめられたそのフォルムには、祝福の祈りを込めた唯一無二の“ラグジュアリーさ”も感じられる。
「DS」のラインナップにおいて、もっともコンパクトかつスポーティなのがDS3だ。「DS3 EDITION 1955」は、DS3が持つプレミアムコンパクトの雰囲気はそのままに、ナッパレザーのシートや17インチアロイホイールを装着したことで、さらなる上質さを醸し出している。販売される台数はわずか5台だ。

また、「DS3 EDITION 1955」には、量販モデルに先駆けて「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー 2015」に選ばれた1.2リッター3気筒DOHCターボが搭載され、話題となった。最大出力110psのエンジンは、6速AETトランスミッションとの組み合わせで、クイックかつパワフルな走りをもたらしてくれる。

クーペのボディラインとSUVの視認性を両立

一方、クーペのようにしなやかなボディラインと、SUVのような視認性を両立させたのが10台のみ限定販売の「DS4 EDITION 1955」だ。流麗なフォルムの美しさは、シリーズのデビュー直後に「Most Beautiful Car of The Year」を受賞した事実が証明している。

共通の仕様に加えて、大径18インチアロイホイールの装着、最高級グレードのセミアニリンレザーシートの採用によりラグジュアリーさも増している。EUの排ガス基準「EURO6」に適合した最大出力165psの1.6リッター4気筒DOHCターボエンジンにより燃費も向上。6速EATトランスミッションとの組み合わせで、ダイナミックかつスポーティなドライビングを味わえる。

新フロントグリルで独特の存在感を放つDS5

30台限定販売の「DS5 EDITION 1955」は、「DS」のフラグシップモデルと称される。シトロエンの象徴であるダブルシェブロンの代わりに、「DS LED VISION」を備えたフロントグリル「NEW DS WING」を初搭載。ブランドの数ある車種の中でも独特の存在感を放つ。
室内を彩るのは、ゴールド仕様のアナログ時計や質感の贅沢な最高級のセミアリニアンレザーシート。1.6リッター4気筒DOHCターボエンジンと6速ATの組み合わせで、ラグジュアリーな空間のもと、思う存分に走りを楽しめるのはいうまでもない。

手にできるだけでも幸運なうえに、それぞれの車種には限定モデルならではのこだわりが随所に散りばめられている。所有者が誇らしさを感じるのはもちろん、街中で見かけただけでもくぎ付けになってしまいそうな仕上がりだ。

Text by Syuhei Kaneko