007の装備品「オメガ」の7007本世界限定モデル
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007の装備品「オメガ」の7007本世界限定モデル

1995年公開の『007 ゴールデンアイ』から007シリーズとのパートナーシップが始まった、スイスの高級腕時計ブランド「オメガ」。もちろんシリーズ最新作『007 スペクター』にも登場し、ハードでタフな任務を遂行するジェームズ・ボンドをサポートする。その腕時計が、今しか手に入らない限定品で登場した。

Qからの装備品が復活!

007シリーズでは、腕時計はMI6(イギリス情報局秘密情報部)のQ課課長であるQからボンドへ支給されることが多かった。それは様々な武器や機能が内蔵された装備品であり、少年から大人まで胸を熱くさせるガジェットであった。しかし『007 ダイ・アナザー・デイ』以降、腕時計が装備品として支給されることはなく、ボンド役がピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグに代わった『007 カジノ・ロワイヤル』『007 慰めの報酬』にもオメガは登場しているが、ボンドの左手首で時計本来の目的である時を静かに刻んでいた。さらに続く『007 スカイフォール』で、久々に登場したQは秘密兵器を「アンティーク」と否定したのである。

しかし『007 スペクター』では、ついにQからボンドへ装備品として「オメガ シーマスター 300 “SPECTRE” 007 リミテッド」が手渡されるのである。「特別なものを用意した」と言うQに、ボンドは「何の機能が?」と問う。すると「時間がわかる」とジョークで返すQ。そしてちょっとした注意事項をボンドに伝える…。

オメガならではの高機能と美しいデザイン

そのボンドが身につけたものと同じデザインの「オメガ シーマスター 300 “SPECTRE” 007 リミテッド」が、世界7007本限定のモデルとして発売された。007シリーズで実際にボンドが着用した腕時計を限定モデルとして発売するのは、オメガとしては初めてのことだ。気品と野性味を感じさせるモデルだが、それはブラック&グレーのストライプ柄のNATOストラップにある。
軽くて丈夫な引き通し式のストラップは近年リバイバルしており、従来のカジュアルなシーンだけではない、上質な大人のオシャレにもマッチするシックなものがトレンドになっている。ちなみにこのカラーで5本のストライプのタイプは「ジェームズ・ボンドNATOストラップ」と呼ばれており(「JBモデル」とも言われる)、1964年にショーン・コネリーが主演した『007 ゴールドフィンガー』に登場したことから名付けられたものだ。

そのストラップのホルダーには「007」と「オメガ」のロゴ、そしてバックルには「Ω」のロゴが配され、ケースバックには「SPECTRE」「LIMITED EDITION」の文字と、007ロゴを使用した限定番号が刻印されている。さらに両端が丸くなったロリポップ秒針やヴィンテージ風のインデックス、ポリッシュ仕上げのセラミック製両方向回転ベゼル、自動巻きで60時間のパワーリザーブ、300メートル防水に強力な耐磁性能と、デザイン、性能ともにオメガならではの高品質な仕上がりだ。また時計を収納する特製ボックスには交換用のステンレスチール製ブレス、その交換の際に使用するツールとキズミ(時計用ルーペ)が付属している。価格は750,000円(税抜き)。
しかしなぜステンレスチール製のバンドではなくストラップなのか? それは映画を見れば納得する。ガジェット好きな往年のファンならば思わずニヤリとして、自分の腕にも「オメガ シーマスター 300 “スペクター” 007 リミテッド」を、と思うことだろう。

Text by Tamotsu Narita