口内トラブル予防に!40男の「舌苔ケア」
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口内トラブル予防に!40男の「舌苔ケア」

年齢を重ねるごとに、口のネバつきや口臭など、口内トラブルが増えてきたと感じる男性も多いはず。舌に付着する白い苔状の「舌苔(ぜったい)」は、年齢を重ねるごとに付着しやすくなるといわれており、舌苔が過剰に付着すると、口臭や歯周病の原因にもなってしまうのだ。舌苔の適切な除去の仕方、40代男性に向けたケアの方法を、歯科医師の宮間正泰さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
歯科医師
宮間正泰さん

鶴見大学歯学部を卒業し、歯科医師免許を取得。現在は、埼玉県川口市にある赤井歯科医院で歯科医師として勤務している。また、日本訪問歯科協会の認定医でもあり、さまざまな学会で講演活動も行っている。

早食いは舌苔が付着する原因に

宮間さん「舌苔(ぜったい)とは、舌の表面にある糸状乳頭とよばれる組織の上や、その突起の隙間に付着した食べかすなどに細菌が繁殖して、うっすら白くなったもの。口内が乾燥している場合や、体調不良などにより免疫力が低下すると舌苔が多くなることがあります。過剰に付着してしまうと、口臭や歯周病の原因になってしまいます。

しっかりよく噛んで食事をしていれば、食べ物がちゃんと舌の表面に擦れて舌苔も除去されます。しかし、柔らかいものばかり食べていたり、飲み込むのが早い方は舌苔が残りやすいため、特にケアが必要になってくるでしょう」

除去する際は優しく丁寧に

宮間さん「舌苔除去の簡単な方法は、舌を上あごに押し付けて、舌表面を強めに擦りつけること。こうすると舌苔を過度に取りすぎず、舌も傷つけません。もし市販の道具を使ってケアするならば、ソフトに除去することができるシリコン製の舌ブラシがおすすめです。また、口腔内用のジェルを舌の上に伸ばしてケアをすれば、細菌の増殖を抑制しながら舌苔を取ることができます」

過剰なケアは逆効果

宮間さん「舌苔は取りすぎると、防御反応としてまた新しい舌苔を作り、余計に付着してしまい口臭の原因になってしまうことがあります。そのため、むやみに除去する必要はありません。市販の舌ブラシを使用して舌苔を除去するときには、あまりゴシゴシとこすらないようにしましょう。歯磨きの後、歯ブラシで舌を奥から前へ数回軽く擦ることを習慣付けると、普段から過度な舌苔の付着を予防できます」

最後にアドバイザーからひと言

「実は、『蜂蜜』には舌苔を溶かす成分が含まれています。小さじ1杯舌に乗せて転がすと、舌苔ケアに有効です」

Text by Asuka Takahashi(Seidansha)