イチローも実践! 「足裏ストレッチ」でケガを防ぐ
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イチローも実践! 「足裏ストレッチ」でケガを防ぐ

日々トレーニングを重ねる40代男性ならば、ストレッチの重要性をよく知っているはず。しかし“足裏のストレッチ”までおこなっている人となると、まだ少ないのではないだろうか。体の基盤となる足裏のストレッチには痛みやケガから体を守ってくれる効果があり、イチローも幼少期から実践しているという。革靴を履くビジネスマンは、足の裏にある足底筋群が硬くなっているため、ストレッチの効果をより実感できる。そんな足裏ストレッチのメリットと方法についてストレッチトレーナーの若林邦広さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
ストレッチトレーナー
若林邦広さん

アスリートネットワークLab.所属のストレッチトレーナー。日本人初のプロビーチサッカー選手として活躍するかたわら、トレーナー業にも尽力。健康促進、運動機能向上を目的とした“はだしの効能”を推奨し、老若男女問わず取り組めるプログラムの普及に努める。

疲労回復、血行促進が望める足裏ストレッチ

若林さん「足裏はリンパや血流が滞って老廃物が溜まり、疲労を感じやすい部分です。しっかりストレッチすることで、血行がよくなり疲労回復につながります。また、足裏ストレッチによって20以上もある足裏の骨パーツの自由度がアップすれば、クッションの役割をする土踏まずや足裏の筋肉などが本来持つ“アーチ機能”が回復します。足裏の機能の向上によって反射神経を高め、ケガを防ぐことができるのです」

ゴルフボールを使って空き時間にストレッチ

若林さん「具体的なストレッチのやり方はとても簡単。立ったまま足裏でゴルフボールを踏むだけです。まず、片足ずつかかとから親指のライン、かかとから小指のラインに沿ってボールを転がさずにゆっくりと踏み、もう一方の足も同様にボールを踏む。これを繰り返します。力を入れずに、自分の体が重力で沈む感覚でじわーっと踏むのがポイント。ボールを踏んだまま、足の指をグー、チョキ、パーと動かすのも効果的です。ストレッチ時間に決まりはなく、寝る前や、仕事の休憩時間、歯を磨きながらなどの気軽に習慣化しやすい時間におこなうのが理想です。

また、ふくらはぎのストレッチと足裏ストレッチと組み合わせることで、より効果を高めます。仰向けに寝た状態で片方の脚のひざを立て、その上に逆脚のふくらはぎの付け根を乗せて前後にゆすります。これはダラダラとおこなうのがコツなので、時間があるときはぜひ挑戦してください」

痛みが気持ちよくなるまで続ける!

若林さん「足裏ストレッチは、人によって耐えられないほどの激痛を感じることがありますが、構わず、迷わず踏み続けてください。はじめは1分ともたないかもしれませんが、痛みを感じるポイントは今まで放置していた部分です。痛みを通して自分の体と向き合うことができます。

足裏は体の土台部分にあたり、建造物にたとえるなら基礎中の基礎。とても手軽なストレッチですが、人間にとって大切な足裏本来の機能を回復し、さまざまなメリットが得られます」

最後にアドバイザーからひと言

「足裏ストレッチには、ストレス発散にも効果的です。ストレッチが快楽に感じられる日まで続けてみましょう」

Text by Miki Ohnuki(Seidansha)