メルセデスが生み出したシティコンパクト『smart』
- スーパーカーブランド【メルセデス・ベンツ】 -

メルセデスが生み出したシティコンパクト『smart』

『smart(スマート)』は、最小限のボディサイズに最大限の利便性、快適性、安全性、環境適合性を凝縮した、メルセデス生まれのシティ・コンパクトカーだ。1998年のデビュー以来、累計販売台数は全世界で150万台以上、日本でも3万台を超えている。東京モーターショーでジャパンプレミアとなった『smart』は3代目となり、4人乗り仕様の「smart forfour(フォーフォー)」が復活。そして、2人乗り仕様の「smart fortwo(フォーツー)」は個性をさらに強めた限定モデルとして年に数回ほど展開されることとなり、今回は、特別仕様車「smart fortwo edition1」として440台限定で販売される。

機能を追求して生まれた愛らしいエクステリア

『smart』の最大の特徴は、その愛らしい姿だろう。インテリアは、ポップなキャラクターを強調する色と素材を採用し、シートにはヘッドレスト一体型のスポーティなタイプを、ダッシュボードとドアパネルにはメッシュファブリック素材を採用している。

エクステリアは、極めて短い前後オーバーハングと外側に配置したホイールが生みだすプロポーションが印象的。トリディオンセーフティセルとボディパネルの2色のコントラストと相まって、独特の外観となっている。もちろん、これらは見た目の良さだけを狙ったものではない。優れた視認性や取り回しの良さ、機敏さにも貢献しているのだ。

『smart forfour』は、3.5mの全長と、大きく切れるステアリングにより最小回転半径4.1mと4ドアハッチバックでトップクラスの数値を実現。また、高いシートポジション、大きなウインドウにより視界も広く、高い視認性が得られている。

『smart fortwo』の全長はさらに短い約2.76m。最小回転半径は現在販売されている乗用車の中で最も小さい3.3mを実現し、狭い駐車場や道幅の狭い道路でも簡単に取り回せ、Uターンも楽に行うことができる。

コンパクトなサイズに大容量の荷室を確保

コンパクトサイズの車で気になるのは、積載性と安全性だ。積載性において『smart forfour』は、コンパクトなボディサイズにもかかわらず、ラゲッジ容量は通常時でも185Lを実現した。さらに、左右50:50の分割可倒式後席バックレストを倒すことにより、730Lまで容量が拡大する。リアドアは直角に近い約85度まで開くため、高い乗降性はもちろんのこと、荷物の積み下ろしやチャイルドシートの取り付けなども容易に行うことができるのもポイントだ。
セーフティーに関してはメルセデス・ベンツの安全思想が凝縮されている。堅牢な高強度スチール製の骨格「トリディオンセーフティセル」は、激しい衝突でも大きく変形することがなく、乗員の生存空間を確保。燃料タンクは安全のためにクラッシャブルゾーンから外し、リアアクスルの前方に配置した。

また、レーダーセンサーにより先行車との車間距離をモニターし、衝突の危険性を警告する「衝突警告音機能」や突然の横風の際に安定した直進をサポートする「クロスウインドアシスト」など、最先端のアクティブセーフティーも搭載している。

クラストップレベルの低燃費性を実現

エンジンは、1.0リッター直列3気筒NA(自然吸気)。低回転域からトルクを発揮するので、市街地走行ではストレスなく運転することができそうだ。また、ストップ・アンド・ゴーが多い市街地では嬉しい、車両が停止している際にアイドリングストップを行う「ECOスタートストップ機能」も装備。『smart fortwo』の燃費は21.9km/L(JC08モード)と、クラストップレベルの低燃費を実現している。

快適な街乗り車として、他人とはひと味違うセンスを感じさせる『smart』。メルセデス・ベンツオーナーのセカンドカーとしてオススメするのは、少し贅沢だろうか。

Text by Tsukasa Sasabayashi