「トゥモローランド」で選ぶ、ハイエンドな男の冬服
- 男の嗜み見聞録 -

「トゥモローランド」で選ぶ、ハイエンドな男の冬服

もっとも身近な自分への投資といえば、ファッションだ。常に身につけている一方、雰囲気いかんで様々な印象を与えられる。分別をわきまえた大人なら、上質でありながら、遊び心も取り入れたい。極上の冬の装いを、旬の上質なアイテムが一堂に会する「トゥモローランド丸の内」で、スタイリスト中島貴大(メイン写真左)が選んだ。

“新しい英国紳士像”を表現した、日本人テイラー渾身の一着

ロンドンで活動する新進気鋭の日本人テイラー「フミヤヒラノ」のスーツ(37万8000円)は、オリジナリティ溢れるシルエットだ。「東京のテイラーで経験を積んで、ロンドンのサヴィルローでカッターまで努めて独立しました。ニューブリティッシュスタイルとも言うべきデザインで、ハイウェストのパンツは吊ってダボッと履きます。ジレのカラーはラウンドしていて独自。ジャケットはハイボタンでVゾーンを狭く、キッチリと着るスタイリングです」と語るのは、「トゥモローランド」のバイイングを取り仕切る神谷真太郎(メイン写真右)さん。経験に裏打ちされた仕事の丁寧さに、袖を通せば感動必至だ。

シンプルで上品ながら、オリジナリティ溢れる見事なコート

「ロンドンでテイラーをやっていて、フランスでアトリエを構えるヴィンセント・スミスというイギリス人のブランドです。業界の裏方の重鎮で、パターンメイキングの緻密さと美しさが魅力です」と神谷さんが太鼓判を押すのが、「テイラード バイ ミスタースミス」のロングコート(59万9400円)。独自の卵形の美しいシルエットは、シンプルに見えて洗練されたモダンな印象だ。ほかではまず見ない桃色がかった薄いベージュという繊細なカラーリングにも、心奪われる。

1枚で大活躍する、「トゥモローランド」の自信作ニット

3列のケーブル編みがド迫力な、1枚で着ても様になる厚手のタートルネックニットは「トゥモローランド」のオリジナル(5万4000円)だ。「うちはもともとニットメーカーですから、各セクションでニットを作っているんです。なかでもこれはカシミアを使ったもっとも上質なものです」と神谷さん。これだけで十分な“説得力”を持つ、主役級の一枚。インナーからアウターまで幅広く活躍してくれそう。

丁寧な仕事が光る、イタリア製のデイリーレザー

「ハイブランドのOEMを手がけるイタリアのファクトリーにオーダーしました。高品質ながら、お求めやすいプライスを実現しました。数ミリにすいたレザーを使っていますが、すべてコパ磨きを施したこだわりようです」と神谷さんイチ押しのレザージャケット(各16万2000円)。イタリアならではの美しい色遣いも魅力だ。
いずれも一流のウェアばかりだが、日常で着るのにふさわしいデザインを揃えた。上質な毎日には、上質な装いを心がけたいものだ。

Text & Item select by Takahiro Nakajima

Photographs by Seiji Sawada

Editorial by Masayuki Kisyu