贅を尽くしたレンジローバーの最上級モデルが登場
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贅を尽くしたレンジローバーの最上級モデルが登場

今年10月、レンジローバーに新たにラインナップされたラグジュアリーモデル「SVオートバイオグラフィー」。大排気量のエンジンから生み出される力強い走りとともに、ブランド独自の「スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)」によるクラフトマンシップに従ったこだわりをさまざまな箇所で演出している。ブランドとしての進化はもちろん、シリーズの新たなフラグシップとなるべく手がけられたモデルの魅力を紹介していく。

SVO部門が手がけたラグジュアリーな内外装

新たに追加されたラインナップ「SVオートバイオグラフィー」は、エクステリア・インテリアとも贅を尽くしたシリーズのトップグレード。その設計は、ジャガー・ランドローバーのビスポークオーダーやスペシャルモデルの開発や製造を行う、スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)によるものだ。

洗練された専用カラーのフロントグリルからナールド仕上げの施されたボンネットにみられる正面の表情は、レンジローバーらしさにより優美さを与え、後方へ視線を移せば、「RANGE ROVER」の伝統的なスクリプトやモデル独自の専用バッジがさりげなくあしらわれており、ラグジュアリーなものを心から求める所有者の欲求をくすぐってくれる。
エンジンは、550ps、680Nmまで出力・トルクが高められた、5リッターV8スーパーチャージャーだ。シリーズトップグレードに相応しいスペックとパフォーマンスを持ち、22インチのタイヤ・ホイールがこの大パワーを受けとめる。

装備・快適性・使い勝手、なにもかもが最上級

クルマは第2のプライベート空間であり、機能性を高めることが求められるのはブランドの宿命だ。ラグジュアリーさを直に感じられる室内は、シックで落ち着いた雰囲気。シートには柔らかくしなやかに仕上げられた「パーフォレイテッド・セミアナリンレザー」を使用している。
エグゼクティブを招き入れるにも充分な後席の空間には、自動的に展開できるテーブルや余裕ある収納スペースを確保したセンターコンソール、最大17度まで傾斜するパワーリクライニング付きのリア・エグゼクティブクラスシートを採用している。リアバンパーの下で足先を動かすだけでテールゲートを開くことが可能な「ハンズフリー・パワー・テールゲート」など、快適性や使い勝手はなにもかも“最上級”だ。世界的に名高いMeridian社による、29スピーカー、1700Wのオーディオシステムも装備される。
ユニークなのは、耐久性の高いアルミニウムフレームとオックスフォード・レザーを採用した「イベントシート」だ。これは、テールゲートを開けると外側にせりだしてくれるシートで、オプションで装着することができる。
「ラグジュアリー」と言葉でいうのはたやすいが、実際に誰もが納得するものを具現化させるのはけっして簡単ではない。「SVオートバイオグラフィー」は、数あるモデルの中でもそれを体現する貴重な存在のようにも思える。街中ではひときわ目を引く存在感を発揮し、ドライバーや同乗者からの欲求を満たしてくれる洗練された1台だ。

Text by Syuhei Kaneko