amadana×ユニバーサル ミュージックのレコードプレーヤー
- 車でスマホで家で「音楽」にこだわるための逸品 -

amadana×ユニバーサル ミュージックのレコードプレーヤー

アンプもスピーカーもややこしい配線も必要なし。アナログレコードさえ手元にあれば、届いたその日に音が出せる。しかもガジェット風味を排した上質デザインで、部屋のインテリアにも調和する。ユニバーサル ミュージックとデザイン家電の雄amadanaが共同で立ち上げた新ブランド「Amadana Music」第一弾アイテムは、そんなレコードプレーヤーだ。

若者の間で進むアナログレコード復権

ターンテーブル、アンプ、スピーカー。今や、日々そうしたオーディオセットを使用し続けている層は少数派となり、肝心のレコードコレクションすらどこにしまい込んだのか記憶がおぼろげという方のほうが多いのではないだろうか。デジタル音源の簡便さに比べれば、レコードの取り扱いは明らかに面倒なもの。しかし、ここにきて欧米や日本では、若者たちの間でアナログレコードの復権が進んでいる。単なる郷愁などではなく、フィジカルな<モノ>としての魅力、ファッションとの親密性をはじめとする膨大な文化的背景の強靭さが再認識されつつあるのだ。

今年8月、クラウドファンディングサービス「Makuake」上にてこのレコードプレーヤー実現に向けた企画が始まるやいなや、当初の目標金額(150万円)をわずか1日で達成。最終的に10倍近い1400万円以上を集め話題となった。賛同者は決して若者ばかりなどではなく、「もしこんなプレーヤーがあったら買う」というニーズがいかに幅広い層に潜むものなのかを証明する現象となった。

オールインワン型プレーヤーは脚がスピーカー!

落ち着いた木目調デザインの本体。正面の脚柱部に、40mmフルレンジスピーカー2基を搭載している。配線も接続も不要だ。電源を入れ、レコードを載せ、回転数を合わせて針を落とすだけという超シンプルな操作性を実現している。
ダイアルでボリュームを調整すれば、意外なほど上質な再生音(失礼!)でちゃんと音が鳴る。デジタル変換可能なUSB端子を装備しており、付属の専用ソフトを介してPCなどに出力すれば、簡単にデジタルファイルへの変換が可能になるあたりはさすがに2015年仕様。当然、アナログ出力可能なRCA端子もあり、単純にターンテーブルとして使うこともできる。
自室で楽しむもよし、リビングで親子のコミュニケーション回復に役立てるもよし。ちなみに33-1/3回転、45回転のみならず、78回転までもきっちり対応しているので、SP盤なども再生できる。実際には付属しているのだが、もはや説明書不要なほど完成されたインターフェイスなので、祖父母世代へのプレゼントなどにも使えそうだ。全世代に向け、レコードを聴くという文化を改めて訴求できる逸品だろう。

Text by Nin Onodera