ロックグラス「カガミクリスタル」で極上の酒を愉しむ
- 40男が嗜む逸品 -

ロックグラス「カガミクリスタル」で極上の酒を愉しむ

秋の夜長、外で仲間と酌み交わす酒もいいけれど、家で静かに飲むのもいい。じっくり飲みたいお気に入りの酒を手に入れたら、器にもこだわりたい。たとえば、匠の技がもたらすクリスタルの美しさで知られるカガミクリスタルのロックグラス。その透明感あふれるグラスで愉しむウイスキーは最高なのではないだろうか。

ウイスキーの琥珀色とのコントラストが絶妙なクリアタイプ

ドイツ留学から帰国した各務鑛三が1934年(昭和9年)に日本初のクリスタルガラス工場を創立して以来、高度な技術を活かしたクリスタル製品を世に送り出しているカガミクリスタル。工芸品やオーダーメイド、最高級の洋酒瓶や香水瓶も含め幅広く製作しており、ロックグラスだけでも豊富なラインナップを誇っている。

そこで今回は、同社広報担当の営業課・石塚さんにウイスキーに合うオススメのロックグラスを教えてもらったところ、ピックアップされたのは5つのロックグラス。それぞれに共通するのはクリアタイプということだ。

「ウイスキーの琥珀色とクリスタルグラスの色相(いろあい)のコントラストは実に絶妙で魅力的であることが一番の理由です。クリスタルによる光の屈折と輝きに、氷をすべり降りるモルトの琥珀色が反射して、それは贅沢な大人の時間となることでしょう」と石塚さん。

それでは、5つの見事なロックグラスを順番に紹介していこう。

ウイスキーの琥珀色とのコントラストが絶妙なクリアタイプ

「ロックグラス(T428-640)」はゆったりとした丸みが美しく、重厚感のある底も特徴的なグラス。ゆるやかなカーブは手にしっかりとフィットする機能性も持つ。ウイスキーと氷が注がれた姿は、まさに芸術品といえるだろう。

続いて、2つのグラス。写真左の「ロックグラス(T493-310)」は、一見シンプルそうだが、実は複雑な一品。大きな縦のカットに加え、横のカットも3本施されている。右側の「ロックグラス(T117-F8)」は、手になじみやすいデザイン。若干小さめの造りのため、女性でも持ちやすく、異性と2人で飲みたいときにぴったりだ。

複雑な文様が見事な江戸切子のグラスも

ひと言にロックグラスと言っても、かたちもカットのパターンも実に様々。残りの2品は、いずれも和のテイストが取り入れられたデザインだ。

複雑な文様が見事な江戸切子のグラスも

「ロックグラス<校倉>(T394-312)」は、大胆なカットやすりガラス状のカットが施されている。正倉院などで知られる日本古来の建築様式である「校倉(あぜくら)」をモチーフにしたデザインで、半世紀以上にわたって愛されているという人気の一品だ。

最後は、「江戸切子 ロックグラス<八角籠目紋>(T410-1)」。グラスの下部に施された複雑な加工は、江戸切子の伝統文様で、八角籠目(はっかくかごめ)と呼ばれるもの。スコッチなどの海外産もいいが、国産の高級ウイスキーも注ぎたくなるデザインだ。

精巧なカットが施された透明感あるロックグラスがあれば、いつもの晩酌が極上のひとときとなることだろう。なお、今回紹介した5つのロックグラスは、いずれも木箱入りで販売されている。また、すべて手作り製品のため、在庫がない場合もあるのでご注意を。

Text by Fumio Miyata