旬を食べてやせる!“秋さんま”ダイエット
- 【食べて痩せる!】究極のダイエット食材 -

旬を食べてやせる!“秋さんま”ダイエット

“さんま”といえば、食欲の秋を彩る旬の魚。秋は一年のうちでもっとも脂が乗っている時期なので、ダイエット中は避けてしまう40男もいるのではないだろうか。しかし、さんまの脂に含まれる不飽和脂肪酸は血中コレステロールを下げる働きがあり、ダイエットに適した食材なのだという。秋の味覚を楽しみながらやせられる、さんまのパワーについて管理栄養士の川村郁子さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
管理栄養士
川村郁子さん

自身が太っていたことがきっかけで食に興味を持ち管理栄養士に。病院栄養士を経験後、独立。現在は栄養専門学校講師やラジオパーソナリティ、セミナーなど「楽しむ食」をモットーに”食育子さん”として活動をしている。

ダイエットにつながる必須脂肪酸

川村さん「さんまがダイエットに効果的な理由は、さんまに含まれている『DHA』と『EPA』という脂質にあります。DHAとEPAは人間の体内ではつくることができない必須脂肪酸と呼ばれ、血中のコレステロール値や脂質を下げるはたらきをします。とくに秋のさんまはこれらの“脂”がたっぷり乗っているのです。また、脂質や糖質の代謝を促すビタミンB2も多く含有しているので、脂肪燃焼効果も期待できます。

そして、良質な動物性たんぱく質が豊富なさんまは、筋肉を落とすことなくダイエットすることができます。ダイエット効果以外にも、さんまのビタミンDは免疫機能を向上させる効果も期待でき、これからの季節の風邪予防にも最適です」

食べるならば生さんま!

川村さん「もっともおすすめな食べ方は『お刺身』です。さんまに含まれるDHAやEPAは熱に弱いので、加熱調理すると減少してしまいます。生のまま食べることでこれらの脂肪酸をしっかり摂ることができるので、外食時にはさんまのお刺身を選びましょう。

自宅で食べるならばシンプルな『塩焼き』がお手軽です。このとき、大根おろしを一緒に食べると、大根に含まれるジアスターゼという酵素のはたらきにより、消化を促す効果があります。また、レモンやかぼすなどの柑橘類をさんまに絞ることで、ビタミンCの摂取も可能です。ビタミンCはさんまの脂肪の酸化を防ぎ、鉄分の吸収を上げるはたらきがあります」

食べ過ぎ、塩分に注意

川村さん「さまざまな栄養素が含まれているさんまですが、脂質が多くカロリーが高いのも事実。ダイエットにつながるから、といって食べすぎては逆効果になってしまいます。1食1尾を目安に、適量を食べてください。

塩蔵しておいた『塩さんま』を、生さんまと間違えて購入してしまう人がいます。塩さんまは塩分含有量が高く、高血圧やむくみの原因となるので大人の男のダイエットには向いていません。新鮮な生さんまを選びましょう」

最後にアドバイザーからひと言

「旬の食材は栄養価も高く、その季節の体調に合ったものが出回る傾向があります。秋さんまなどの旬の食材を上手に取り入れて『食欲の秋』を楽しみながら『ダイエットの秋』にしてみては?」

Text by Miki Ohnuki(Seidansha)