販売台数わずか20台「BMW3シリーズ」の記念モデル
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販売台数わずか20台「BMW3シリーズ」の記念モデル

質実剛健なイメージの強いドイツ車の中でも「駆けぬける歓び」というコピーが表している通り、とりわけスポーティなイメージの強いメーカーであるBMW。そのラインナップで最量販車種となる3シリーズが初代モデル誕生から40周年を迎えるとあって、特別な限定モデル「BMW 340i 40th Anniversary Edition」が発表された。

3シリーズ誕生から40周年のメモリアルイヤー

1975年に2002系の後継モデルとして誕生した3シリーズは、1972年に登場した初代5シリーズのスケールダウン版としても位置付けられており、走行性能や安全性の面で当時のトップクラスの実力を持ち合わせていた5シリーズのイメージを色濃く残している。なお、初代3シリーズに4ドアセダンの設定はなく、セダンの追加は2代目が登場したおよそ1年後であった。

2代目3シリーズでは、モータースポーツに向けてのホモロゲーション取得のためのモデルであるM3が初登場。現在まで続くハイパフォーマンス・3シリーズの礎となった。ちなみに初代M3に搭載されたエンジンはBMWのアイコンともいえる直列6気筒エンジンではなく、直列4気筒エンジンがチョイスされた。これは、チューニングのしやすさや、耐久性を確保するためといわれている。

そして、3シリーズは現在6代目となり、2015年は生誕40周年のメモリアルな年となる。下の写真は歴代の3シリーズが勢揃いしたものである。

20台しか販売されない豪華装備の希少モデル

「BMW 340i 40th Anniversary Edition」は、その名の通り、3シリーズ生誕40周年を記念した限定モデルだ。「ニューBMW 340i M Sport」をベースに、BMW 3 シリーズの40年の歴史に培われた「スポーティかつエレガントなスタイリング」、「卓越した走行性能」、「革新性」をさらに際立たせる数々の特別装備品を採用している。

搭載されるBMW伝統の直列6気筒エンジンは、3リッターの排気量を持つツインパワー・ターボ・エンジンで、最高出力240kW〔326ps〕/5500rpm、最大トルク450Nm〔45.9kgm〕/1380-5000rpmを発生し、停止状態から100km/hまでわずか5.1秒をマーク。これらの運動性能と同時に、13.5km/Lという低燃費を達成している。

エクステリアは、特殊な顔料が生み出す色彩の変化が特徴的なBMWインディビジュアルボディカラープログラムから、角度や光の当たり方によってダーク・ブルーの色調の中に微細なターコイズが輝いているかのような特別な煌めきを放つ「タンザナイト・ブルー」のボディ・カラーを採用した。BMWインディビジュアルとは、BMWの内外装をオーダーメイド感覚で特別注文が可能なプログラムで、カタログモデルとは一線を画す仕様を作り上げることができるサービスだ。さらに、ダイナミックなデザインが特徴的なバイカラー塗装を施した19インチのMライトアロイホイール、そして、高級感あふれるサイドビューを主張するサテンアルミニウムウィンドウモールディングを採用し、卓越したスポーツ性とプレミアムな佇まいを実現した魅力あふれるスタイリングを実現している。

インテリアは、ブラックのダコタレザーシートに、専用装備の BMWインディビジュアルレザーフィニッシュダッシュボードを組み合わせた。ピアノの製作工程と同様なピアノ・ラッカー技術を利用し製造される高品質なBMWインディビジュアルピアノフィニッシュブラックインテリアトリムには、限定モデル専用のレタリングと共に限定シリアル・ナンバーが施され、エクスクルーシブかつ特別感あふれる室内空間としている。

装備の内容を考えればかなりお買い得とも思えるが、それよりも全国で20台のみのデリバリーとなるところが最大のトピックである。すでに10月3日から販売が開始されているが、この特別な1台を手にするのは果たしてどんな人物なのだろうか。

Text by Koichi Kobuna