デザイン刷新“レンジローバー・イヴォーク”最新モデル

デザイン刷新“レンジローバー・イヴォーク”最新モデル

2008年1月、当初は「LRX」と名付けられ、北米国際モーターショーで華々しいデビューを飾った「レンジローバー・イヴォーク」。今年9月から、その最新モデル「レンジローバー・イヴォーク2016」の販売が開始された。過去には、カーデザイン専門のオンラインマガジン『Car Design News』主催の「ベストプロダクションカー」など、世界で数々の賞を獲得してきたプレミアムコンパクトSUVの最新モデルとは?

街中での自然な存在感を醸し出すエクステリア

最新モデルでは、その受賞歴でもわかる先進的なエクステリアが刷新された。全幅こそ前モデルの1900mmと同じだが、フロントグリルやバンパーの変更により、すっきりとしてスタイリッシュな印象になっている。SUV各モデルから時折感じられる威圧感が薄れ、喧騒に囲まれた街並みでも自然な存在感を発揮してくれるだろう。

顔つきが従来よりも優しくなったように見えるのは、ヘッドランプの変更によるところも大きい。さらに、リアランプとともに、シリーズ初となるフルLEDを採用。デザインの刷新に寄与するだけではなく、機能性の向上も図った。乗車時などにはドアミラーからのダウンライトがシルエットを仄かに照らしてくれるため、イヴォークを手にしたオーナーのアイデンティティも際立たせてくれるはずである。

カラーバリエーションが追加されオプションも拡充

最新モデルではグレードの名称も変更され、「SE」「SE Plus」「HSE」「HSE Dynamic」のクーペ、そして5ドアの5種類から選択可能になった。また、カラーバリエーションには、つやを消したような淡い水色がなじむメタリックカラーのバルトロ・アイス、重厚な黒が際立つプレミアム・メタリックカラーのワイトモ・グレイが追加され、オーナーそれぞれの個性をイヴォークへいっそう注ぎ込めるようになっている。

さらに、オプションのラインナップも拡充。これまで兄弟モデルの「レンジローバー」「レンジローバースポーツ」に用意されていた悪路向けクルーズコントロール「オールテレーン・プログレス・コントロール・システム(ATPC)」を選べるようになったほか、ラゲッジスペースの利便性をさらに高める「ハンズフリー・パワー・テールゲート」など、場面を問わず、オーナーの目的に合わせた要求にも応えてくれる。

SUVは存在そのものがとりわけ目立つ印象がある。なかでも、レンジローバー・イヴォークは、デザイン性において独特な個性を醸し出している。見た目と機能性を双方ともに兼ね備えた最新モデルは、持ち主の“所有欲”を刺激してくれるに違いない。

Text by Syuhei Kaneko