モナコ発、フェラーリで南仏の海岸線をドライブする
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モナコ発、フェラーリで南仏の海岸線をドライブする

南仏、コート・ダジュール。蒼色の海と燦然と輝く太陽が出迎えてくれる、フランスきってのリゾート地だ。世界中からセレブが集まるモナコやニース、中世の雰囲気を残したエズやマントンなど、魅力的なスポットが点在しており、旅と車が好きな大人の男なら休暇の際に訪れてみたいドライビングスポットである。現地には、この紺碧の海岸線をフェラーリで駆け抜けることのできるオプショナルツアーもある。

F430で駆け抜けるモナコのF1市街地コース

コート・ダジュールの海岸線をドライブするなら、出発地に選びたいのはモナコだ。世界3大レースのひとつのF1モナコGPが行われるのは毎年5月だが、南仏を車で走る以上、やはりモナコのF1市街地コースを堪能してみたい。

たとえば、世界のオプショナルツアー予約専門サイト「ベルトラ(VELTRA)」では、モナコ発で南仏の海岸沿いをフェラーリF430スパイダーで駆け抜けるツアーを提案している。F430はフェラーリのエントリーモデルで、ほかのモデルに比べれば慣れていない人でもそれほど扱いづらくはない(下の写真は限定モデルのF430スクーデリア・スパイダー16M)。
(C)Photograph taken prior to collection
モナコGPの舞台となっているのは、カジノや高級ホテルが立ち並ぶ高級エリアのモンテカルロ区と、クルーザーやヨットが停泊する湾岸部であるラ・コンダミーヌ区の公道。この1周3.340kmの市街地コースには、カジノスクエアやフェアモント・ヘアピン、トンネルなど、これまでさまざまなドラマを生んできた名物スポットがある。
(C)Alberto-g-rovi
コース前半となるモンテカルロの丘陵を、アップダウンを繰り返しながら駆け抜け、後半のラ・コンダミーヌの海岸沿いでアクセルを踏み込む。ミハエル・シューマッハやフェルナンド・アロンソといった歴代のフェラーリドライバーの気分を味わいながら、残り数戦となった2015年のGPシーンに思いを馳せるのもいいだろう。モナコGP開催の時期ではないからこそ思う存分に愉しむことのできる贅沢な時間である。

海と山のパノラマを味わう断崖絶壁の海岸線

モナコの市街地コースを堪能したら、次は海岸沿いに点在する鷲の巣村を目指したい。地中海と山に挟まれた地形であることから断崖絶壁の道となっており、海を見下ろしながらアルプスの山々がそそり立つなかを走る絶景のドライブコースだ。コーナーが多いので、駆け抜けるたびに違った表情を見せてくれるだろう。

なかでも、ぜひ立ち寄ってほしいのが岩山の上にあるエズという小さな鷲の巣村。石畳が広がるその街並みは、まるで中世にタイムスリップしたかのようだ。
(C)LIVEN UP
モナコを出て、西に向かえばニースが待っている。ニースはコート・ダジュールの中心都市で、特にビーチはセレブたちが多く訪れることで有名だ。また、モナコと同様に、カジノや高級ホテルが軒を連ね、ラグジュアリーな雰囲気が漂う。紀元前5世紀ごろにギリシャ人によってつくられたこの街は長い歴史も魅力のひとつ。イタリア王国の領地だったこともあるために旧市街にはイタリアのエッセンスが漂う。
(C)Boucha
また、モナコから東に向かうのであれば、おすすめしたいのはマントンである。イタリアとの国境線にあるマントンは、詩人のジャン・コクトーが愛した町として知られる。オレンジにピンク、黄色などのカラフルな色合い建物が海に反射して鮮やかに輝く景色は一見の価値ありだ。
(C)Berthold Werner
モナコのF1市街地コースやコート・ダジュールの海岸線をドライブするにはそれなりのコストも必要だろう。だが、あの場所を車で走ってみたいという思いを叶えるためだけに、旅に出かける…。それも40男の海外ドライブの嗜み方ではないだろうか。

Text by Taisuke Seki(euphoria FACTORY)

Photo by(C) LIVEN UP(Main Photo)