大人の魅力!寒さを楽しむ小物セレクション
- 男の嗜み見聞録 -

大人の魅力!寒さを楽しむ小物セレクション

秋から冬にかけては小物選びが楽しい季節だ。“引き”のファッションが中心となる夏に対し、寒さが増すにつけ、スタイリングのポイントは“加える”ことになるのだから。そこでゆとりある大人だからこそ選びたい、長く愛せるファッションアイテムを、クラフツマンシップの光る極上のリアルクローズを揃えた丸の内の「ザ ソブリンハウス」から、スタイリスト・中島貴大(写真左)がレコメンドする。

頑丈で美しいフランス製のあったかムートンブーツ

「フランスの『パラブーツ』のムートンブーツ(9万9360円)で、もともと肉屋さんが履いていたという説があります」と語るのが、「ザ ソブリンハウス」のディレクションとバイイングを担当する太田裕康さん(冒頭写真右)。シーリング加工が施されており、浸水の心配は無用。もちろん中はフカフカだ。背面のバックルが絶妙なアクセントになっており、ぜひスウェットやウールパンツをインして履いてほしい。雪山などのリゾート
地でも活躍すること間違いなしだ。

頑丈で美しいフランス製のあったかムートンブーツ

スコットランド伝統のストールを、オリジナルで

「スコットランドの伝統的なタータンチェックにフォーカスし色柄を組み合わせて製作したジョンストンズのエクスクルーシブモデルで、中央のグレー×オレンジはユナイテッドアローズのハウスチェックです」と太田さんが太鼓判を押す、ウール48%、カシミア52%(写真中央2点・2万5920円)。また、ツープライというカシミアの織り方をした同ブランド最高峰の素材を使ったもの(写真右2点・各4万7520円)のほか、ウール90%、カシミア10%のライトウェイトなモデル(写真左2点・各1万9440円)もラインナップ。いずれも合わせやすい上品な色味のタータンチェックを揃えている。

スコットランド伝統のストールを、オリジナルで

気鋭のニットメーカーの変わり種アイテム

「『フィオリーニ』というニットメーカーのバッグ(14万400円)で、これまでは有名メゾンのニットを手がけてきたんです。今年からオリジナルを始めたんですよ」と太田さんが紹介するブランドのバッグは、いささかユニーク。中身を抜いたらクタッと崩れる繊細さなので、中にガンガンものをつめて…というより、ウールのアイテムを詰めて、クルマの荷室に無造作に置いておくような使い方がよさそう。「存在自体がおしゃれな、ヨーロッパの馬車文化ならではのアイテムです。旅行先で荷物が増えた際のサブバッグとしても良いですね」と太田さん。

気鋭のニットメーカーの変わり種アイテム

上質な小物は、持ち手とともに歳や世代を重ねて愛せるもの。ことセレクトにはセンスが問われるが、ライフスタイルに即した等身大のものを選びたい。長く愛していくためには、背伸びするのも、妥協するのも、等しく避けたほうがいいだろう。なぜなら、身につけることは、自分の“一部”になることなのだから。

Text & Item select by Takahiro Nakajima

Photographs by Seiji Sawada

Editorial by Masayuki Kisyu