40男の肌を守るウェットシェービングのススメ
- 40代のアク抜きダイエットテク -

40男の肌を守るウェットシェービングのススメ

男性にとって髭剃りは毎日避けては通れないもの。しかし電気シェーバーを使ったドライシェービングには要注意だ。肌が乾燥したまま髭を剃るので手軽な反面、肌にダメージを与えかねない。そこで考えて欲しいのが、カミソリで剃る「ウェットシェービング」。電気シェーバーで剃るよりも時間はかかるが、健康的な肌を保つにはもってこいの方法という。髭デザインのプロ集団「ヒゲ倶楽部」のリーダー、丸山尊人さんにウェットシェービングのメリットや正しい剃り方について聞いた。

■今回のアドバイザー
理髪店Bコレクター代表
BARNEYS BARBER'S SHOP
ヘッドバーバー 丸山 尊人さん

髭デザインのプロ集団「ヒゲ倶楽部」のリーダーを務めながら、全国で髭文化を追求し、髭造形&デザインをするプロの理髪師。一般消費者、様々なメディアなどで指導・啓蒙活動している髭のスペシャリスト。

ウェットシェービングで角質も除去

丸山さん「カミソリを使うウェットシェービングは、髭だけでなく古い角質なども取り除き肌の新陳代謝を促すので、健康的な肌を保つことができます。電気シェーバーなどに比べて手間はかかりますが、髭剃りは男だけに許された『儀式』。時間をかけて身支度をすることや、こだわりのシェービング用カミソリ・ブラシを揃えることも大人の楽しみのひとつといえます」

水分で肌を潤すのがポイント

丸山さん「髭は水分を含むと40パーセントほど膨張し柔らかくなるので、カミソリでの切断が容易になります。そのためシェービングの前は、お湯やぬるま湯で念入りに洗顔して髭に十分な水分を含ませることが大切です。

その後に、よく泡立てた石鹸をつけてカミソリをあてますが、最初は必ず髭の向きにそってカミソリを滑らせましょう。いきなり逆目に刃をあてると、皮膚が引っ張られその分の表皮も削り取られてしまいます。頬・顎・もみあげの下・鼻の下・フェイスラインの硬い髭など、ひと通り髭の向きに合わせて剃ったら、今度は剃り残しが気になるところを『逆剃り』します。その時、できるだけ肌にダメージを与えないように、再度石鹸をつけてピンポイントで剃るのがポイント。剃り終わったら必ずお湯やぬるま湯で顔をすすいでアフターケアをすることも大切です。

時間に余裕のある方は、ホットタオルで肌を蒸したあとで髭を剃るのがおすすめ。そうすることで髭が膨張し、毛穴の奥にある毛が肌の上に突出するので、根元から剃ることができるのです。また、シェービング前に石鹸を付けるときは、床屋さんが使うような髭ブラシを使うと毛穴の奥の汚れを掻き出しながら、髭の奥まで水分を含ませるので、より深剃りがきくようになります」

カミソリは重いほうが◎

丸山さん「体毛と一緒に必要以上の皮膚を剃り落とすと、ヒリヒリした状態・出血・かゆみなどの、いわゆる『カミソリ負け』を起こす場合があります。そうならないためにも、逆剃りは最小限にとどめ、髭を剃る前にきちんとしたプレシェーブを行うことが大切です。また、使い捨ての軽いカミソリで剃った場合、意図しない力の強弱で剃り残しが発生し、それをカバーするために過剰な逆剃りを行ってしまうことがあります。これもカミソリ負けの原因になるので、適度に重みのあるカミソリを使って手元を安定させることが大切です」

最後にアドバイザーからひと言

「肌がデリケートな方は刃の枚数が多いカミソリが、深剃りを求めるなら刃の枚数が少ないものがオススメです」

Text by Mai Matsubara (Seidansha)